「1週間の海外旅行、どのサイズのスーツケースを選べばいい?」
「航空会社の預入制限で追加料金を取られたくない…」
「重くて階段で持ち上げられなかったらどうしよう」
海外旅行に初めて行く方はこのような悩みをお持ちではありませんか。
実は、スーツケース選びで失敗すると、旅行中に様々なリスクが発生します。
例えば、サイズ選びを間違えて、現地で購入する羽目になったり、素材選びの失敗で盗難被害にあったりするケースです。
また、航空会社の規定を知らずに空港へ行き、カウンターで超過料金を突然請求されるなどという事態も考えられます。
リキそこで、この記事では、海外旅行で「失敗しないスーツケース」の選び方を網羅的に解説しました。
具体的には、以下のポイントを分かりやすく紹介します。
- おすすめのスーツケース選び
- おすすめの容量
- おすすめの開閉方式
- 危険性への対策
- 機内持込ルール
- 選び方のチェックポイント
- おすすめのスーツケース
- 購入orレンタル
最後まで読めば海外旅行の注意点がクリアになり、あなたに最適な一本が必ず見つかるはずです。
なお、僕のYouTubeチャンネル「スーツケース研究所」では、実物のスーツケースを触りながら詳しくレビューしています。
比較や感想を交えながら幅広い商品を解説しているので、今回紹介するスーツケース以外の商品も検討したい方はぜひ参考にしてみてください。
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海外旅行におすすめのスーツケース選び3つのポイント


海外旅行のスーツケース選びで失敗する原因の多くは「何を優先すべきか」分からないまま購入してしまうことです。
そこで、初めてスーツケースを購入する方でも迷わない「3つのポイント」を解説します。
- 旅行スタイルで選ぶ
- 予算を決める
- サイズ→素材→機能の順で絞り込む
特に気にすべき項目なので、ぜひ参考にしてください。
1.旅行スタイルで選ぶ
観光中心の旅行なら、何よりも「軽さ」を最優先にした選び方がおすすめです。
特に、石畳の多いヨーロッパや階段の多いアジアの観光地では、スーツケースの重さが疲労感につながります。
頻繁に移動する行程であれば、本体重量が4kg以下の軽量モデルがおすすめです。
一方、ビジネス出張では、機能を重視すると快適な旅になります。
パソコンや書類をすぐに取り出せるフロントオープン機能や、小物を整理しやすいポケットが充実したモデルを選ぶと良いでしょう。
また、帰りの荷物が増えそうなら、マチ幅を広げて容量を増やせる拡張機能付きのモデルなら安心です。
2.予算を決める
年に1〜2回程度の利用頻度や、初めての海外旅行なら1万円〜3万円の低価格モデルでも十分です。
この価格帯のメリットは、初期投資を抑えながらもTSAロックや拡張機能といった基本機能が揃っているため、初めての海外旅行でも安心して使えます。
ただし、キャスターの静音性や耐久性は価格相応のため、頻繁に使うと2〜3年で劣化する可能性が高いです。
年2〜3回渡航する方は、コストパフォーマンスに優れている3〜5万円のモデルがおすすめです。
この価格帯になると、キャスターや本体の耐久性が向上するだけでなく、保証が10年付くモデルもあります。
頻繁に海外出張がある方は、長期保証があると安心でしょう。
さらに高価格帯の10万円以上のモデルになると、生涯修理保証や最高峰の素材のものが多く、一度購入すれば長期間使い続けられます。
高額な出費ですが、使用頻度が高いほど1回あたりのコストは低くなるため、長期的な目線で選ぶことも大切です。
3.サイズ→素材→機能の順で絞り込む
スーツケースを選ぶ際のポイントは「サイズ→素材→機能」の順で絞り込むことが重要です。
サイズが合わなければ、スーツケースとしての役割を果たせなくなります。
例えば、1週間の旅行に50Lのスーツケースを選んでしまうと、容量不足でもう1本購入する羽目になるということにもなりかねません。
逆に、3泊4日の旅行に90Lの大型スーツケースでは、重すぎて階段や電車での移動が負担になります。
また、素材選びも重要です。
主なスーツケースの素材には、以下のものがあります。
| 素材 | 特徴・強度 |
|---|---|
| 合成樹脂(ABS+PC樹脂) | ・変形や割れに弱い。 ・国内旅行や短期旅行向け。 ・価格が安い |
| PC樹脂100% | ・弾力があり割れにくいプラスチック素材 ・多くのスーツケースに使われている ・コスパの良いモデルが多い |
| アルミニウム | ・剛性・耐久性ともに高いが重い ・長く使える ・価格が高い |
強度は合成樹脂→PC樹脂100%→アルミニウムの順に高くなります。
アルミニウム製は頑丈ですが、その分重くなり、傷や凹みがつきやすいのが欠点です。
海外旅行にはPC樹脂100%素材か、アルミニウム製のものであれば問題ないでしょう。



「このブランドがいい」「色がかわいい」「デザインが気に入った」というだけで決めてしまうのはNGです。
まずは実用性を優先し、その条件を満たす中から好みのデザインを選ぶようにしてください。
【滞在期間別】海外旅行におすすめのスーツケースの容量


スーツケース選びで最も重要なのがサイズです。
大きすぎると重量超過で追加料金が発生する恐れがあり、逆に小さすぎるとお土産を購入した際に困ります。
1週間旅行と2週間旅行では、以下の容量を目安にしてください。
- 1週間程度なら60〜80L
- 2週間程度なら80-100L
具体的に見ていきましょう。
1週間程度なら60〜80L
1週間の海外旅行には、60〜80Lをおすすめします。
このサイズなら、1週間分の衣類に加え、お土産を入れるスペースも確保が可能です。
大きさは、ほとんどの航空会社の預入規定をクリアできる三辺合計140〜150cm程度なら問題ありません。



この程度の大きさなら、力の弱い方でも持ち上げられます。
また、季節によってサイズを微調整が必要です。
春夏の旅行なら65Lでも十分ですが、秋冬の旅行ではコートやセーターなど、かさばる衣類も収納する必要があるため、80Lくらいはあったほうが安心できるでしょう。
2週間程度なら80-100L
2週間以上の長期旅行には、80-100Lサイズがおすすめです。
この容量があれば、衣類だけでなく、替えの靴まで十分に収納できます。
長期滞在では満足に洗濯できない場合もあるため、多めに衣類を持って行けるかどうかは重要な要素です。
ただし、このサイズは本体重量だけで5kg前後になります。
そのため、キャスターは安定感のある4輪タイプを選ぶと安心です。
また、空港内の移動距離が長い場合や、ホテルまでの道のりに段差が多いと、キャスターの品質で疲労度が大きく変わります。
サイズが大きくなるほど、キャスターの性能は重視しましょう。
海外旅行用スーツケースのおすすめはフレーム or ファスナー?
スーツケースの素材選びは、防犯性と利便性のトレードオフです。
フレームタイプは頑丈で防犯性が高い反面、重量があり価格も高めに設定されています。
対して、ファスナータイプはセキュリティ面での不安が残るものの、軽量で価格も手頃な価格が魅力です。
特に、海外では「ファスナー部分をボールペンなどで開けられる」という危険性もあります。
ここは、それぞれの特徴と選ぶ際の注意点を見ていきましょう。
- フレームタイプの特徴
- ファスナータイプの特徴
なお、動画「【知らないと後悔】スーツケースはファスナー?フレーム?違いと選び方」では、徹底的にレビューしているので、購入時の参考にしてください。
フレームタイプの特徴(防犯性重視)
防犯性を重視するならフレームタイプをおすすめします。
フレームタイプは金属フレームで開閉するため、防犯性が高く、衝撃にも強いのが特徴です。
外部からこじ開けられにくい構造になっており、貴重品を多く持ち運ぶ方に向いています。
特に、アルミ製フレームを採用したモデルは耐久性が高く、より安心です。
海外の空港では荷物を雑に扱われることも多いですが、フレームタイプなら投げられたり積み重ねられたりしても変形しにくいメリットがあります。



ただし、本体重量が重く価格も高めな点はデメリットです。
また、万が一破損した際は専門店での修理が必要になるため、対応に手間がかかる可能性もあります。
ファスナータイプの特徴(軽量性重視)
ファスナータイプは軽量で価格も手頃なのが特徴で、特に、低価格帯のモデルの多くはファスナータイプです。
拡張機能付きのモデルが多く、帰りに荷物が増えた際にも柔軟に対応しやすいメリットがあります。
また、開閉時に平らな場所がなくても使えるため、狭い部屋やベッドの上でもパッキングしやすいという特徴があります。
一方、このタイプは、ファスナー部分の耐久性に注意が必要です。
長く使うと噛み合わせが悪くなったり、海外の空港などで乱暴に扱われたりすると、破損するリスクがあります。
海外旅行リスクに備えるおすすめのスーツケース対策


楽しい海外旅行を一瞬で台無しにしてしまうのが、盗難です。
ファスナータイプの場合、構造上の弱点を突かれやすい点には気をつけておく必要があるでしょう。
実際に、ヨーロッパの観光地やアジアの一部地域では、宿泊施設の部屋に置いていたスーツケースが開けられていたという被害報告もあります。
こうした被害を防ぐためには、以下の3つの対策が有効です。
- YKK製などの高品質ファスナーを選ぶ
- TSAロック付きを選び、引手を南京錠で固定する
- 貴重品は機内持ち込みにする
それぞれの特徴と、注意しておくべきポイントを確認していきましょう。
YKK製などの高品質ファスナーを選ぶ
ファスナーの品質は、耐久性と防犯性に大きく関係する重要なポイントです。
ノーブランドのファスナーは、パンパンに荷物を詰めた際の圧力で裂けてしまうことも多いです。
旅行中にファスナーが壊れると、ガムテープでぐるぐる巻きにして移動する羽目になり、旅の楽しさが半減してしまいます。
また、ボールペンの先端を使って、簡単にこじ開けられたりするリスクもあります。
このような事態を防ぐために、YKK製などの信頼性の高いファスナーを採用したモデルを選びましょう。
さらに、二重構造になっている「防犯ファスナー」を選べば、より安心感があります。
TSAロック付きを選び、引手を南京錠で固定する
引手部分がロックできるタイプを選ぶのはもちろん、移動中は必ずロックをかけるようにしましょう。
ファスナーの引手(持ち手)部分が固定されていないと、ピッキング被害に遭っても気づかないことがあります。
ファスナーをこじ開けて中身を抜き取った後、引手を動かして元通りに閉めてしまうと、見た目からでは分かりません。
そのため、2つの引手を南京錠で固定するのがおすすめです。
この方法なら、万が一こじ開けられてもファスナーが動かせなくなります。
窃盗犯は犯行までに時間がかかるのを嫌がるため、南京錠の取り付けは、抑止効果もあるのです。
100円ショップなどで販売しているものでも構わないので、必ず取り付けをおすすめします。
貴重品は機内持ち込みにする
パスポートや現金、クレジットカードといった貴重品は、絶対に預入荷物に入れないでください。
貴重品はバッグなどに入れ、常に手元で管理するのが鉄則です。
「スーツケースの中なら、ロックもしてるし大丈夫だろう」という思い込みは捨てましょう。
いくら厳重に対策をしても、預入荷物は自分の目が届かない場所にあります。
盗難や紛失のリスクを完全にゼロにするには、肌身離さず持ち歩くほうが確実です。
スーツケースの預入制限と機内持ち込みルール


せっかく荷物を詰め込んだのに「規定を超えてしまい、空港で追加料金を請求された」という事態は避けたいものです。
航空会社によって預入の制限は異なりますが、特にLCC(格安航空会社)の規定は厳格に定められています。
ここでは、以下の内容について見ていきましょう。
- 航空会社別の預入制限
- 機内持ち込みルール
それでは、順番に解説します。
スーツケースの預入制限(航空会社別)
ANA国際線のエコノミークラスでは「三辺合計158cm以内」「重量23kgまで」が無料です。
この「158cm以内」という基準は世界標準となっており、多くの海外航空会社でも同様の規定を採用しています。
対して、JALでは「三辺合計203cm以内」「重量23kgまで」となっており、 ANAよりも大きなサイズを預けることが可能です。
主要な航空会社の制限は、以下の表で確認してください。
| 航空会社 | 三辺合計 | 重量制限 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ANA | 158cm以内 | 23kgまで | エコノミークラス基準 |
| JAL | 203cm以内 | 23kgまで | エコノミークラス基準 |
| ユナイテッド航空 | 158cm以内 | 23kgまで | 大手海外航空会社の標準 |
| デルタ航空 | 158cm以内 | 23kgまで | 大手海外航空会社の標準 |
| ピーチ(LCC) | 203cm以内 | 20kgまで | 1cm超過でも追加料金 |
| ジェットスター(LCC) | 159cm以内 | 20kgまで | 厳格な重量制限 |
※情報は2025年時点のものです。
辺合計が規定を上回ると、追加料金が発生するので注意が必要です。



特にLCCは厳しく、わずか1cmの超過でも請求されることがあります。
また、エコノミークラスとビジネスクラスでは規定が異なり、ビジネスクラス以上では三辺合計や重量制限も緩やかです。
どの航空会社を利用しても問題が起きないよう、購入時は「158cm基準」を基準にして選ぶと安心です。
スーツケースの機内持ち込みルール
機内持ち込みが可能なサイズは、一般的に三辺合計115cm以内、重量10kg以内です。
具体的な大きさの目安は、高さ55cm×幅40cm×奥行25cm程度で、3泊4日程度の短期旅行なら、このサイズで十分でしょう。
機内持ち込みの最大のメリットは、預入荷物の紛失リスクがない点です。
海外の空港で「預入荷物が別の場所に送られて手元に戻らない」といったトラブルもなくなります。
また、LCCは預入荷物が有料になる場合が多いため、旅費の節約も可能です。
ただし、液体物の持ち込みには「100ml以下の容器に入れる」という制限があるため、シャンプーや化粧水などは現地調達か詰め替えをおすすめします。
なお、機内持ち込みのスーツケースを検討したい方は、関連記事【予算別】機内持ち込みスーツケースおすすめ19選|失敗しない選び方と航空会社別ルールも参考にしてみてください。


海外旅行用スーツケース選びのチェックポイント(おすすめ)
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スーツケースの操作性は、旅行の快適さを大きく左右します。
キャスターの性能が悪いと、移動だけで疲れてしまい、本体が重すぎると階段で持ち上げられず困ることになりかねません。
ここでは、快適に使うために、チェックすべき項目を解説します。
- キャスター
- 重量
- ハンドル
一つずつ見ていきましょう。
キャスター
キャスターは、360°回転する4輪キャスターを選びましょう。
混雑した空港や駅でも、スムーズに移動でき、腕への負担を大幅に軽減できるからです。
また、静音性も重要なポイントで、品質の良いモデルを選べば、深夜の移動やホテルの廊下でもガラガラ音が気になりません。
安定性を重視するなら「ダブルキャスター(8輪)」が適していますが、ビーチや砂利道などの不整地では「シングルキャスター」のほうが沈み込みにくく引きやすい場合があります。



キャスターの直径が大きいほど、段差には強いです。
購入前に、商品ページでキャスターの仕様も確認しておくと安心です。
なお、キャスターの静かさがイメージできない方は、動画「【神静音】旅のストレス激減!キャスターが静かなスーツケース2選」を見てみてください。
キャスターの重要性がわかると思います。
重量
力に自信がない方には、本体重量が4kg以下のモデルが最適です。
旅先では階段の上り下りが意外と多いため、本体の重量が軽いだけで格段に楽になります。
ただし、軽量モデルは素材を薄くしていることが多く、耐久性がやや劣る点には注意が必要です。
年1〜2回の旅行なら問題ありませんが、頻繁に使うなら耐久性とのバランスも考慮して選びましょう。
なお、外壁の薄い軽量モデルを使う際は、割れ物を中心に配置して衣類で囲むなど、パッキングにも工夫が必要です。
ハンドル
ハンドルの高さは、身長に合わせて適切な位置に調整できるかが重要です。
ハンドルの高さが合わないと、前かがみになり腰痛の原因になりかねません。
身長150cm以下なら最低高75cm程度に、170cm以上なら最高100cm以上に設定できるモデルが良いでしょう。
特に長時間の移動が予想される場合は、調整機能は重視すべき項目です。
理想的なのは、3〜5段階で細かく長さを変えられる多段階調整タイプです。
なお、店舗で選ぶ場合は、必ず靴を履いた状態で確認してください。
裸足やスリッパでは、実際の使用時と高さの感覚が変わってしまうからです。
オンラインで購入する場合は、万が一のサイズ不一致に備えて、返品可能なショップを選ぶと安心です。
海外旅行におすすめのスーツケース10選
ここまでのの選び方を踏まえ、ここからは具体的なおすすめブランドとモデルを見ていきましょう。
一口に「海外旅行」と言っても、初めての挑戦なのか、仕事で飛び回るのかによって選択肢は変わります。
そこで、今回は、僕が厳選して以下の10モデルを厳選しました。
- FREQUENTER LIEVE
- innovator INV750DOR
- LEGEND WALKER 5509 GRACE
- GRIFFINLAND PC7000
- 無印良品 バーを自由に調節できる ハードキャリーケース
- ace. TOKYO LABEL Palisades3-Z
- PROTECA 360G4
- LOJEL Cubo Medium
- Samsonite C-Lite Spinner 75
- RIMOWA Classic チェックイン L
きっと、あなたにぴったりの1本が見つかるはずです。
なお、動画「【予算10万で選ぶ】海外旅行おすすめスーツケース5選」では、より詳しくレビューしているので、ぜひ見てみてください。
1. FREQUENTER LIEVE 254


| 商品名 | FREQUENTER LIEVE(フリクエンターリエーヴェ)254 |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦68.5cm×横48cm×幅31cm |
| 重さ | 4.4kg |
| 容量 | 98L |
| 開閉方式 | ファスナー式 |
| カラー | ダークグレー/グレージュ/ミントグリーン |
| キャスター | 360°自由回転の4輪シングルキャスター(特許取得済み静音キャスター) |
| 保証期間 | 1年間(スーツケース研究所から購入すれば2年間) |
FREQUENTERは、兵庫県豊岡市で創業200年以上の歴史を持つ日本最古の鞄メーカー「エンドー鞄株式会社」が手がけるブランドです。
中でも、FREQUENTER LIEVE(フリクエンターリエーヴェ)の最大の特徴は、世界一静かなキャスターを搭載している点にあります。
特許取得済みの特殊構造により走行時の、振動を大幅に削減することに成功しました。


キャスターの性能は高く評価され、ハンズ社が主催する「旅道具大賞」において、優れた静音性とタイヤ交換の手軽さから2年連続で1位を受賞しています。
早朝や深夜の移動が多い方や、ホテルの廊下でキャスター音が気になる方にはピッタリです。
本体はPC樹脂100%のマット仕上げで傷が目立ちにくく、スケルトンハンドルを採用したスタイリッシュなデザインとなっています。


内装には消臭・抗菌効果のあるデオドラントネームが縫い付けられており、長期旅行でも清潔感を保てます。



キャスターは自分で交換でき、パーツは公式サイトから購入が可能です。
こんな人におすすめ
- 早朝・深夜の移動が多く、静音性を重視する方
- キャスターを交換しながら、一つのスーツケースを長く愛用したい方
- 日本製の品質にこだわる方
さらに、FREQUENTER LIEVEは、スーツケース研究所のサイトから購入すると、保証期間が2年間に延長されます。
なお、動画「【3万円で圧勝】静かさランキング1位!スーツケース『フリクエンター』ガチおすすめ」では、徹底的にレビューしているので、参考にしてみてください。


2. innovator INV750DOR


| 商品名 | innovator(イノベーター) INV750DOR |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦79cm×横42cm×幅35cm |
| 重さ | 5.2kg |
| 容量 | 92L |
| 開閉方式 | ファスナー式(横開きフロントオープン機能付き) |
| カラー | マットブラック/ディープシー/スチールグレー/ペールブルー/ペールグリーン/サニーイエロー/サンドベージュ/オリーブドラブ/ダークネイビー/ストーン/カフェラテ/メロウピンク/アイリス/ラベンダー/スノーホワイト/マットカーキ(16色) |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター(日乃本製静音キャスター、キャスターロック機能付き) |
| 保証期間 | 2年間 |
北欧スウェーデン発祥のinnovatorは、ビジネスパーソンからおしゃれ女子大生まで幅広く使用されている人気ブランドです。
ボディには航空機にも使われる頑丈なポリカーボネートを採用し、ブランドを象徴するさりげない北欧国旗のデザインがアクセントになっています。
機能面では、日乃本錠前社製の静音ダブルキャスターと、ワンタッチで操作できるブレーキ機能を搭載しました。


揺れる電車や坂道でもしっかり固定できるため、移動中のストレスを軽減してくれるでしょう。
また、大きく開くフロントポケットはメイン収納へ直接アクセスできる構造になっており、旅先での荷物の出し入れも非常にスマートに行えます。


セキュリティ面では、フロントとメイン収納をまとめて施錠できるTSAダブルダイヤルロックを採用し、防犯面も万全です。
荷物の積み込みを助けるボトムハンドルや、国際線規定に対応したオリジナルポーチが付属するなど、使い勝手への配慮も行き届いています。
こんな人におすすめ
- ヨーロッパなどの旅先でスーツケースとおしゃれな写真を撮りたい方
- 移動中もスーツケースを頻繁に開閉する方
- 他人と被らない個性的なデザインが欲しい方
3. LEGEND WALKER 5509 GRACE


| 商品名 | LEGEND WALKER(レジェンドウォーカー) 5509 GRACE |
|---|---|
| 素材 | 合成樹脂(PC樹脂+ABS樹脂) |
| サイズ | 縦75.5cm×横51cm×幅28cm |
| 重さ | 5.6kg |
| 容量 | 83L |
| 開閉方式 | フレーム式 |
| カラー | シャイニーグラファイト/ブリリアントホワイト/シャンパンブロンズ/ディープクォーツレッド/ミモザオレンジ/マットシルバー/グラナイトグリーン/アイリスパープル/スプラッシュブルー/ジェットブラック/グランツネイビー/マットブラック/マットネイビー/マットシルバー(11色) ※ジェットブラック/グランツネイビーは生産終了 |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター(合計8輪) |
| 保証期間 | 3年間 |
2002年創業の株式会社ティーアンドエス ( T&S Co., Ltd. )が展開するのが、LEGEND WALKERシリーズです。
洗練されたデザイン性と、頑丈さ・機能性も充実したフレームタイプのスーツケースとして人気を集めています。
本体には軽くて丈夫なPC樹脂とABS樹脂の混合素材を使用し、衝撃を受けやすいコーナー部分にはアルミ製パッドを搭載して強度を高めました。


アイリスパープルやスプラッシュブルーなど、宝石のように鮮やかな11色のカラー展開も魅力で、空港のターンテーブルでも一目で自分のスーツケースを見つけられるでしょう。
機能面では、合計8輪のダブルキャスターが安定した走行を実現し、側面には耐荷重2㎏までの手荷物が掛けられる便利なフックも装備されています。
もちろん、海外旅行に必須の「ダイヤル式TSロック」も標準装備されているため、施錠したままにもちを預けることが可能です。
内装も使い勝手を考慮した設計になっています。
前後両方の収納部に、荷物をしっかり固定できるX字バンドを装備しており、前側シェルには小物の仕分けに便利なメッシュポケット付の中仕切りも配置しました。


デザイン性と機能性を両立した、コストパフォーマンスに優れたスーツケースと言えるでしょう。
こんな人におすすめ
- 初めての海外旅行でスーツケース選びに迷っている方
- 予算を抑えつつ、しっかりした品質と防犯性が欲しい方
- 豊富なカラーから好みの色を選びたい方
4. GRIFFINLAND PC7000


| 商品名 | GRIFFINLAND PC7000 |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦72cm×横50cm×幅33cm |
| 重さ | 5.7kg |
| 容量 | 86.9L |
| 開閉方式 | フレーム式 |
| カラー | ナイトブラック/シルクホワイト/アッシュブルー/デザートサンド |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター(HINOMOTO製グリスパックキャスター) |
| 保証期間 | 2年間 |
GRIFFINLANDは明治39年創業の老舗メーカー、株式会社クギマチが開発・製造を手がける人気ブランドです。
最大の特徴は、内部の凹凸をなくした独自の「インナーフラット設計」にあります。


キャリーバーの収納部による出っ張りがないためデッドスペースがなく、荷物を隅々まで無駄なく詰め込めるのが嬉しい点です。
足回りには、HINOMOTO製の「グリスパックキャスター」を搭載しました。
走行に合わせて車軸に潤滑油が供給される仕組みにより、滑らかな移動と優れた耐久性を実現しています。
また、強度と軽さを両立した「細フレーム」や、衝撃からボディを守るデコーナープロテクトも採用されました。
さらに底足には荷物を掛けられるフック機能を備え、内部には消臭・抗菌タグを装備するなど、細部まで利用者の要望に応えています。
両面のクロスベルトとメッシュポケット付きの仕切り板が付属しており、荷物の整理も簡単です。


こんな人におすすめ
- 行きと帰りで荷物の量が変わっても対応できる収納力が欲しい方
- 行きは少なめ、帰りは荷物が増える旅行スタイルの方
- コスパ重視で機能性も求める方
5. 無印良品 バーを自由に調節できる ハードキャリーケース


| 商品名 | バーを自由に調節できる ハードキャリーケース |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦71.5cm×横46cm×幅26cm |
| 重さ | 4.6kg |
| 容量 | 75L |
| 開閉方式 | ファスナー式 |
| カラー | ブラック/ネイビー(2色) |
| キャスター | 360°自由回転の4輪キャスター(ストッパー付き) |
| 保証期間 | 1年間 |
無印のハードキャリーシリーズは、シンプルで飽きのこないデザインと実用性を兼ね備え、長年愛用できるスーツケースとして人気です。
最大の特徴は、キャリーバーを1cm刻みで自由に調節できる機能にあります。
一般的なスーツケースは3〜4段階の大まかな調整しかできませんが、このモデルなら自分の身長や好みに合わせて最適な高さに固定することが可能です。


本体には、軽量で耐久性の高いPC樹脂100%素材を使用しており、外壁を薄くすることで収納力を向上させています。
また、手元のボタンで簡単に操作できるキャスターストッパー機能が付いているため、電車内や坂道で勝手に転がっていく心配もありません。


全国の無印良品店舗で実物を確認できる点や、購入後のアフターサポートを受けやすい点も大きなメリットです。
修理やメンテナンスの相談がしやすく、長く安心して使い続けられるでしょう。
こんな人におすすめ
- シンプルで長く使えるデザインを求める方
- 店舗で実物を見てから購入したい方
- ハンドル操作のストレスを少しでも無くしたい方
6. ace. TOKYO LABEL Palisades3-Z


| 商品名 | ace. TOKYO LABEL Palisades(トーキョーレーベルパリセイド)3-Z |
|---|---|
| 素材 | ABS樹脂(鏡面加工) |
| サイズ | 縦78cm×横50cm×幅32cm |
| 重さ | 4.7kg |
| 容量 | 74L |
| 開閉方式 | ファスナー式(フロントオープン機能付き) |
| カラー | ブラックカーボン/ネイビーカーボン/ホワイトカーボン/レッド |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター(ストッパー付き) |
| 保証期間 | 10年間(正規販売店購入時) |
エース株式会社は、1940年創業の日本を代表するメーカーです。
Palisades3-Zは、5〜7泊程度の旅行に最適なサイズ感で、デザイン性と機能性を両立しています。
ボディシェルは素材の美しさが際立つ鏡面加工が施され、傷が目立ちにくいリブ形状のデザインを採用しました。


足回りには、旋回性に優れ、静かな走行を実現するHINOMOTO製のダブルキャスターを搭載しています。
電車内や坂道での不意な走行を防げる、キャスターストッパーも搭載しているため安心です。
また、身長や持ち方に合わせて調整できるプルドライブハンドルや、TS対応のダイヤル式ロックなど、快適で安全な旅をサポートする機能が充実しています。


内装には抗菌加工を施した生地を使用し、衛生面でも安心です。
荷崩れを防ぐファスナー式の収納スペースに加え、小物の整理に便利なメッシュポケット付きの中仕切りも備わっているため、パッキングもスムーズに行えます。
こんな人におすすめ
- 長く使える一本を探している方
- 修理・サポート体制を重視する方
- 日本製ブランドの信頼性を求める方
7. PROTECA 360G4


| 商品名 | PROTECA(プロテカ)360G4 |
|---|---|
| 素材 | 合成樹脂(ABS樹脂+PC樹脂) |
| サイズ | 縦65cm×横48cm×幅27cm |
| 重さ | 4.0kg |
| 容量 | 71L |
| 開閉方式 | ファスナー式(360°開閉構造) |
| カラー | ブラック/ネイビー/シルバー(3色) |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター(サイレントキャスター、ベアロンホイール、マジックストッパー付き) |
| 保証期間 | 10年間(正規販売店購入時) |
PROTECAは、エース株式会社が展開する日本製最高峰のスーツケースブランドです。
中でも「360シリーズ」は、タテにもヨコにも開けられる、独自のファスナーシステムを採用した画期的なモデルとして人気があります。
最大の特徴は、360°どこからでも開閉できるため、旅先の状況に合わせて柔軟な使い方ができる点でしょう。


通常のスーツケースのように大きく開くことはもちろん、狭い場所ではタテ開きにして荷物を出し入れするなど、自由なパッキングが可能です。
足回りには、滑らかな走行を実現するベアリング内蔵の「ベアロンホイール」に加え、体感音量を約30%軽減した自社開発の「サイレントキャスター」を搭載しました。


さらに、手元のスイッチ操作だけで車輪を固定できるキャスターストッパー「マジックストップ」や、施錠したまま預けられるTSダイヤルロックも完備しており、機能面でも妥協のない仕上がりです。
こんな人におすすめ
- 月に複数回の海外出張がある方
- 最高峰の機能性と静音性を求める方
- 狭いホテルの部屋でも使いやすいスーツケースが欲しい方
8. LOJEL Cubo Medium


| 商品名 | LOJEL Cubo(ロジェール キューボ) Medium |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂(50%リサイクルPC+50%バージンPC) |
| サイズ | 縦65cm×横45cm×幅30cm |
| 重さ | 4.3kg |
| 容量 | 70L(拡張時77L) |
| 開閉方式 | ファスナー式(フロント一体型) |
| カラー | ゴールデンオーカー/カクタス/ストーンブルー/バーントシェンナ/ローズ/リネン/ウォームグレー/ブラック/バーガンディ/オフホワイト/ネイビーブルー |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター(日本製HINOMOTO社製) |
| 保証期間 | 10年間 |
あらゆる旅の状況に適応するスーツケース「Cubo」は、独自のフラットトップオープニング構造が最大の特徴です。
前面のフタが大きく開く設計のため、壁に立てかけたままでもフタを開けられます。
そのため、ホテルのような狭いスペースでも荷物の出し入れが非常にスムーズです。


内部にはジッパーポケットやパッド入りのテックポケットに加え、荷物をしっかり固定できる圧縮ディバイダーも備わっており、スマートな整理整頓を実現します。
また、マチ幅を広げられる拡張機能が付いているため、旅先で荷物が増えても収納スペースを確保できるのは安心できるポイントです。
足回りには、静かで滑らかな走行と抜群の安定性を両立した360°デュアルホイールを採用しました。
セキュリティ面では、TSA認可ロックと、こじ開けに強い特殊な耐摩耗性ジッパーが、大切な荷物をしっかり守るため安心感もあります。


さらに、内側の裏地は取り外して洗濯できる仕様になっており、汚れを気にすることなく、いつでも清潔な状態で使い続けられるのも魅力です。
こんな人におすすめ
- 荷物の整理整頓にこだわり、PCや書類を分けて収納したい方
- 年3回以上1週間以上の海外旅行を予定している方
- フロントポケットを利用したい方
9. Samsonite C-Lite Spinner 75


| 商品名 | Samsonite C-Lite Spinner(サムソナイト シーライト スピナー) 75 |
|---|---|
| 素材 | Curv®(カーヴ:純度100%ポリプロピレン) |
| サイズ | 縦75cm×横51cm×幅31cm |
| 重さ | 2.8kg |
| 容量 | 94L |
| 開閉方式 | ファスナー式 |
| カラー | オフホワイト/ブラック/ミッドナイトブルー/チリレッド/アルミニウム |
| キャスター | 360°自由回転の4輪シングルキャスター |
| 保証期間 | 条件付き10年保証 |
2008年の誕生以来、革新的なテクノロジーとデザインで世界中のトラベラーを魅了してきたSamsoniteの「コスモライト」が「シーライト」としてリニューアルされました。
まず目を引くのは、国際的なデザイン賞であるレッド・ドット・デザイン賞において「ベストオブベスト」を受賞した、象徴的で美しい貝殻のようなシルエットです。


本体には、サムソナイトが独自に開発した素材Curv(カーヴ)が採用されています。
ポリプロピレンを幾層にも重ねて作られたこの素材は、驚異的な軽量性を両立させました。
その結果、大容量でありながら本体重量は約2.8kgという軽さを実現しています。
荷物が多くなりがちな長期旅行でも、階段の上り下りや持ち運びの負担を大幅に軽減できるでしょう。
今回のリニューアルで最も大きく進化したのが操作性です。
足回りには、よりスムーズで安定した走行を可能にするダブルホイール(4輪)が新たに搭載されました。
また、ハンドルも従来のシングルバーから、安定感のあるダブルチューブ伸縮ハンドルへと変更され、ハンドル上にビジネスバッグなどを固定しやすくなっています。
こんな人におすすめ
- 軽さと頑丈さを最優先する方
- 長期の旅行や出張でも、移動の疲労を最小限に抑えたい方
- 世界的ブランドの安心感を求める方
10. RIMOWA Classic チェックイン L


| 商品名 | RIMOWA Classic チェックイン L |
|---|---|
| 素材 | アルミニウム |
| サイズ | 縦79cm×横53cm×幅28cm |
| 重さ | 6kg |
| 容量 | 84L |
| 開閉方式 | フレーム式ロックタイプ |
| カラー | シルバー/ブラック |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター(マルチホイール) |
| 保証期間 | 生涯保証(正規販売店購入時) |
1898年にドイツで創業したRIMOWAは、120年以上の歴史を持つ高級スーツケースの代名詞的存在です。
RIMOWAのスーツケースは、旅をより快適で洗練されたものにするための緻密な設計が細部に至るまで施されています。
卓越した機能性は、移動から荷物の収納、セキュリティに至るまで、旅のあらゆるシーンで実感できるでしょう。
キャスターは、独自開発の「マルチホイールシステム」です。
ボールベアリングを内臓したホイールは、どの方向へも滑らかに回転し、空港のロビーから石畳の道までスムーズに移動できます。
また、無段階で高さを調整できる「テレスコープハンドル」には、裏側にレザーをあしらったグリップを採用し、手にしっくり馴染むのが特徴です。


内部には、機能美を体現する「フレックス ディバイダー」が装備されています。


高さ調節が可能な中仕切りは、旅の荷物の量に合わせてぴったりと固定できるため、移動中の荷崩れを防ぐことが可能です。
こんな人におすすめ
- 一生モノのスーツケースを探している方
- 高級ブランドのステータス性を求める方
- アルミ特有の凹みや傷さえも「旅の記録」として愛せる方
海外旅行用のスーツケースは購入 or レンタルどっちがおすすめ?


年に1-2回しか使わないのに、数万円もするスーツケースを購入すべきか悩む方は少なくありません。
レンタルサービスを利用すれば、5万円以上のハイエンドモデルを1週間5,000円程度で借りることも可能です。
この章では、購入とレンタルのメリット・デメリットを解説します。
- レンタルのメリット・デメリット
- 購入のメリット・デメリット
それぞれの特徴を見ていきましょう。
レンタルのメリット・デメリット
レンタルの最大のメリットは、初期費用を抑えられる点です。
年1〜2回程度の旅行なら、購入するより経済的に済みます。
例えば、有名ブランドの最新モデルを1週間5,000円前後で利用でき、購入前のお試しとして使えるのも魅力です。
また、スーツケースは大きく場所を取るため、狭い住宅では保管場所に困りますが、レンタルなら収納スペースを気にする必要もありません。
一方で、受け取りや返却の手間がかかる点はデメリットです。
配送の受取日時を調整する必要があり、返却期限を守らなければ追加料金が発生します。
また、あくまでも新品ではないため、傷や汚れ、使用感があることは避けられません。
購入のメリット・デメリット
購入の最大のメリットは、いつでも使える自由度の高さです。
急な出張や旅行にもすぐに対応でき、使用回数が多いほど1回あたりのコストが下がります。
例えば、3万円のスーツケースを購入し、年3回×5年使ったとすれば、1回あたりのコストはわずか2,000円です。



年に3回以上旅行へ行く方であれば、レンタルよりも購入した方が経済的でしょう。
また、自分専用であるため、ステッカーを貼ったり、ネームタグをつけたりして、自分仕様のスーツケースにできるのもメリットです。
さらに愛着が湧き、旅の思い出が詰まったスーツケースになります。
ただし、初期費用として数万円の出費が必要なため、使用頻度が低い方にとっては負担が大きいと感じるかもしれません。
自分に合った海外旅行のスーツケースで快適な旅を


海外旅行向けのスーツケース選びにおいて重要なのは、サイズ・素材・機能性の3つです。
容量は1週間程度の旅行なら60〜80Lを目安とし、サイズは多くの航空会社で無料で預けられる「三辺合計158cm以内」を選ぶと失敗がありません。
素材選びでは、軽量性と耐久性を両立するポリカーボネート製が初めて購入する方には最適です。
また、予算に余裕があるなら、静音キャスター搭載モデルや10年保証付きの製品を選ぶと、長期的に快適に使えます。
なお、海外旅行では想像を超えるレベルでスーツケースに傷汚れがつくので、汚したくない人は白、ベージュなどの色味は避けるようにしましょう。
使用頻度が年3回以上旅行するなら購入がおすすめですが、年1〜2回程度ならレンタルサービスを利用するのも良い選択肢です。
ぜひ、自分の旅行スタイルに合ったスーツケースを見つけて、快適で思い出に残る海外旅行を楽しんでください。



















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