「家族旅行の荷物が多すぎてスーツケースに入りきらない」
「移動中に子どもがぐずって抱っこで大変」
「スーツケース以外に紙袋もあるから、手がふさがって自由が利かない」
小さい子どもがいると、旅行中に色々と困る経験をしたことはありませんか?
特に、荷物が多い場合、結局はどの大きさのスーツケースを用意すればよいか分かりにくく、迷う人も少なくないはずです。
結論から言うと、家族4人の2泊3日旅行の場合、大人2人分+子ども2人分の荷物で約90L以上の容量は必要です。
しかし、サイズ選びを間違えると、重すぎて移動が困難になったり、容量不足で荷物が入らないこともあるため、慎重に選ばなければなりません。
この記事では、家族旅行に最適なスーツケースの選び方と、目的に沿ったおすすめのスーツケースを紹介します。
移動中に気にしておきたい「静音キャスター」「軽量設計」「トップオープン」など、家族旅行ならではの機能に注目して厳選しました。
この記事を読めば、あなたの家族にぴったりのスーツケースが見つかり、きっと快適な旅行になるでしょう。
この記事で分かること
- 家族旅行スーツケースの選び方【おすすめ】
- 家族旅行用のスーツケース選びの注意点
- 【目的別】家族旅行におすすめのスーツケース7選
- 家族旅行用スーツケースのおすすめパッキング術
- 家族旅行用のおすすめスーツケースを検討している人によくある質問
なお、僕のYouTubeチャンネル「スーツケース研究所」では、実物のスーツケースを触りながら詳しくレビューしています。
比較や感想を交えながら幅広い商品を解説しているので、今回紹介するスーツケース以外の商品も検討したい方はぜひ参考にしてみてください。
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家族旅行スーツケースの選び方【おすすめ】
家族4人の旅行で「荷物が入りきらない」「重すぎて運べない」という失敗は避けたいところです。
そこで、覚えておきたいのは「1泊あたりの1人の容量が10Lを目安」にしておくと、スーツケース選びで失敗しにくくなります。
ただし、子どもの年齢や季節によって荷物量は大きく変わるため、余裕を持った容量選びが重要です。
このセクションでは、以下のポイントを解説します。
- 容量とサイズ
- ボディの素材
- 本体重量
- 開閉方法
- キャスター
- 保証期間
- ハンドル
- セキュリティ
- 多機能性
それでは、詳しく見ていきましょう。
容量とサイズ
家族4人の旅行に必要なスーツケースの容量は、1泊あたり1人10Lが基本の目安にすると良いでしょう。
例えば、2泊3日の旅行なら、大人2名+子ども2名で合計80Lとなります。
ただし、この計算はあくまで最低限の容量です。
実際には子どものオムツやおもちゃ、予備の着替え、そしてお土産を入れるスペースを考えておく必要があります。
そのため、計算値より10〜20L多めに見積っておくと安心です。
目安の早見表
| 宿泊数 | 必要な容量 | 組み合わせ | パッキングのポイント |
|---|---|---|---|
| 1泊〜2泊 (週末旅行) | 40L〜60L | Sサイズ(35L)×1本 +各自のリュック | ・1つのスーツケースに全員分の着替えをまとめる ・すぐ使うものはリュックに入れると動きやすい |
| 3泊〜4泊 (国内・近場) | 80L〜100L | Mサイズ(60L)×1本 +Sサイズ(35L)×1本 | 1つの巨大なバッグにせず「親用」「子供+お土産用」に分けた方が、駅の階段や車の積み下ろしが楽。 |
| 1週間 (海外・長期) | 120L〜150L | Lサイズ(80L〜)×1本 +Sサイズ(35L)×1本 | Sサイズは機内持ち込みにして、空港での待ち時間や機内で必要な子供用品を入れておくと安心 |
| お土産重視 | 上記+α | マトリョーシカ方式 | ・行きはMサイズの中にSサイズを入れて1個に ・帰りは荷物が増えたら取り出して2個にする |
なお、スーツケースを選ぶ際のサイズ感は、以下をベースに考えておくことをおすすめします。
- Sサイズ (約35L):機内持ち込み可能サイズ
- Mサイズ (約60L):無料預け入れサイズ
- Lサイズ (約80L〜):長期旅行用。ただし、詰め込みすぎると重量オーバーに注意。
拡張機能が付いたスーツケースを選ぶと、ファスナーを開けることで容量を増やせます。
お土産が増える可能性がある場合は拡張機能付きを選ぶと安心です。
ボディの素材
スーツケースのボディ素材選びは、耐久性と重量に直結するため、素材の特徴を把握しておくことが大切です。
スーツケースに使用される主な素材は、アルミ合金、PC樹脂(ポリカーボネート)樹脂、合成樹脂(PC+ABS)に分かれています。
リキアルミ合金は最も耐久性が高く、高級スーツケースに採用されていることが多いです。
凹みに強く、長期間使用しても変形しにくいのが特徴ですが、重量が重く、価格も高額になります。
次に、PC樹脂樹脂は、軽量で耐衝撃性に優れた素材です。
多くの人気ブランドが採用しているバランスの取れた素材でありながら、価格も手頃で、国内旅行から海外旅行まで幅広く対応できます。
最後に、合成樹脂はPC樹脂とABS樹脂を混ぜた、コストパフォーマンスに優れた素材です。
耐久性はPC樹脂100%には劣りますが、1〜2万円台の手頃な価格で購入できるため、年に数回の旅行であれば性能も十分と言えます。
家族旅行では、子どもを抱っこしながらスーツケースを運ぶことも多いため、軽量なポリカーボネート樹脂または合成樹脂を選ぶと良いでしょう。
さらに頑丈な素材なら、アルミモデルがおすすめです。中でも「Terminal Trial Aluminium ZERO」は15,000円という低価格ながら、高級ブランドに引けを取らないモデルとなっています。
詳しくは動画「【神コスパ】アルミで1.5万!新定番スーツケース「Terminal Trial Zero」【超おすすめ】」で紹介していますので、ぜひご覧ください。


本体重量
スーツケースの本体重量は、移動の快適さを左右する重要なポイントです。
家族旅行用スーツケースの重量の目安は、4kg前後が良いでしょう。
これくらいの重さであれば移動の負担が減るだけでなく、預け入れ荷物の重量制限もクリアできます。



航空会社の重量制限はLCCで20kg、フルサービスキャリアでも23kg程度が上限です。
そのため、本体が重いと、荷物を入れる余裕がなくなり、サブバッグを持つなどの工夫が必要でしょう。
子連れ旅行では両手が自由になることが重要なため、本体重量の軽さは重要です。
中には2kg台の軽いスーツケースがありますが、軽さを追求しすぎると耐久性が低くなりやすいというデメリットがあります。
もし、軽量性を重視する方は「FREQUENTER L AURA(フリクエンターアウラ」がおすすめです。PC樹脂100%素材を使用しているため、軽量ながらも耐久性にも優れています。
詳細は、関連記事「スーツケース「フリクエンター」の人気モデル比較と選ぶ際のポイント」で紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。


開閉方式
スーツケースの開閉方式には、ファスナータイプとフレームタイプの2種類です。
ファスナータイプは、軽量で柔軟性があり、拡張機能が付いているモデルが多いため使い勝手が良いというメリットがあります。



拡張機能は、ファスナーを開けることで容量を増やせるため、お土産が増えても安心です。
また、フレームタイプに比べて価格が手頃で、予算を抑えておきたい場合はおすすめのモデルとなります。
ただし、ファスナー部分が劣化すると故障の原因になるため、定期的なメンテナンスが必要です。
一方、フレームタイプは、金属フレームで本体を固定するため、セキュリティ性と耐久性に優れています。
隙間から荷物を取り出される心配が少なく、安心感のある設計です。
ただし、重量が重く、拡張機能が付いていないモデルが多いため、荷物が増えた際の対応が難しくなります。
そのため、国内旅行の場合、軽量で拡張機能のファスナータイプ、海外旅行でセキュリティを重視する場合は、フレームタイプがおすすめです。
なお、開閉方式の選び方ついて詳しく知りたい方は、関連動画「【知らないと後悔】スーツケースはファスナー?フレーム?違いと選び方」で紹介しているので、ぜひご確認ください。
キャスター
スーツケースのキャスターによって、移動中の静かさや引いたときの滑らかさが違うため、感じるストレスが大きく変わってきます。
そのため、家族旅行では、4輪ダブルキャスターが圧倒的におすすめです。
4輪ダブルキャスターとは、1つの角に2つのタイヤが付いているタイプで、合計8個のタイヤで支えることで安定性が高く、スムーズに移動できます。
特に、家族旅行向けの大型のスーツケースは、総重量が重くなるので、キャスターの安定感は重視すべき項目です。
また、ストッパー機能もかかせません。電車や坂道でスーツケースが勝手に転がるのを防げるため、子どもを抱っこしている際も安心です。
保証期間
スーツケースの保証期間は、長年に渡って安心して使いたいユーザーには気にしておきたい点です。
保証期間中は、キャスターやハンドルの故障、ファスナーの破損などが発生しても無料で修理してもらえます。



保証期間だけではなく保証内容も確認しておきましょう。
ただし、製品の不具合による故障は対象ですが、使用による摩耗や破損は対象外になる場合が多いです。
例えば、飛行機の預け入れで外装が傷ついた場合は、保証の対象外となります。
また、修理の受付期間や修理日数も確認しておくと、万が一の際にスムーズです。
ハンドル
スーツケースのハンドルは、持ち運びやすさに直結する部分です。
ハンドルには、伸縮式ハンドルと持ち手ハンドルの2種類がありますが、まずはそれぞれの特徴を理解しておきましょう。
伸縮式ハンドルは、身長に合わせて高さを調整できるため、夫婦で身長差がある場合でも快適です。
一般的に、3段階〜5段階の高さ調整が可能ですが、中には1㎝単位で調整できるモデルもあります。
一方、持ち手ハンドルは、スーツケースを持ち上げる際に使用しますが、上部と側面に付いているタイプが多いです。
主に、階段や車のトランクに積む際に使うことが多く、持ち手が太く、握りやすい形状のモデルを選ぶと、長時間持っても手が痛くなりにくいメリットがあります。
家族旅行では、伸縮式ハンドルが3段階以上調整でき、持ち手ハンドルが握りやすいスーツケースがおすすめです。
セキュリティ
海外旅行では国内とは異なり、治安の面で不安なためセキュリティは重要視すべき項目です。



必ずTSAロック付きのものを選びましょう。
TSAロックとは、アメリカ合衆国国土安全保障省の運輸保安庁から認定を受けた、スーツケースや鍵製品のことです。
アメリカ旅行(ハワイ・グアム・サイパン含む)において、非常に重要な役割を果たします。
アメリカ同時多発テロ事件以降、アメリカ領土内の空港では、預け入れ荷物(受託手荷物)の保安検査が非常に厳格化されました。
原則、荷物は「施錠しない(鍵をかけない)」状態で預けなければなりません。
理由は、検査官が中身を目視確認する必要がある場合、鍵がかかっていると鍵を破壊して、中身を確認することが法的に認められているためです。
しかし、TSAロックであれば、鍵をかけたまま預けられます。
TSAロックには、検査官だけが持っている「特殊なマスターキー」で開けられる仕組みが備わっているので、壊さずに中身を確認してもらうことが可能です。
なお、TSAロックには、ダイヤル式と鍵式の2種類があり、ダイヤル式は3桁または4桁の番号で施錠するため、鍵を持ち歩く必要がありません。
ただし、番号を忘れたり、鍵を失くしたりすると開けられなくなるので注意が必要です。
家族で海外旅行に行く可能性がある方は、TSAロック付のモデルを購入するようにしてください。
多機能性
最近のスーツケースは、フロントオープン(トップオープン)やUSB充電ポート、カップホルダーなど、便利な機能が搭載されており人気となっています。
フロントオープンやトップオープンとは、スーツケースを立てたまま前面のポケットを開けて荷物を取り出せる機能です。


空港や駅で、わざわざスーツケースを寝かせる必要がなく、パソコンや書類をすぐに取り出せるため、ビジネスの出張シーンでも活躍します。
USB充電ポートは、スーツケースにモバイルバッテリーを内蔵し、スマホの充電が可能です。
カップホルダーは、ドリンクを手に持たずに移動できるので重宝します。食べ歩きやショッピングを楽しみたい場合は役に立つ機能です。
ただし、フロントオープン機能によって収納スペースが減ることや、複雑な構造により本体重量が増えるデメリットがあります。
購入後に後悔しないように、本当に必要な機能かどうかを検討しましょう。
多機能性と実用性のバランスを求めるなら「トラベリストシリーズ」がおすすめです。
詳しくは関連動画「【多機能&コスパNo.1】トップオープン付きスーツケース『トラベリスト アクセル』」で紹介していますので、ぜひご覧ください。
家族旅行用のスーツケース選びの注意点
家族旅行のスーツケースは、容量や機能だけでなく、子どもの年齢や移動手段によって最適なサイズやタイプの検討が必要です。
ポイントを押さえておくと、無駄な荷物を減らし、移動中のストレスを最小限に抑えられます。
ここでは、以下の2点について見ていきましょう。
- 子供の年齢によって「かさばる物」が異なる
- 移動手段によって適切なサイズやタイプが異なる
それぞれ詳しく解説します。
子供の年齢によって「かさばる物」が異なる
0~2歳の乳幼児がいる場合、衣類自体は小さいものの、オムツやミルク・離乳食を持っていかなければなりません。
特にオムツはかさばるため、スーツケースの容量を圧迫します。
そこで、消耗品は現地調達を前提に最小限にするか、圧縮袋を使って体積を減らすのがおすすめです。
スーツケースだけでなく、リュックを併用すれば、子どもを抱っこしながらの移動も楽でしょう。
また、未就学児から小学校低学年になると、食べこぼしや汗、泥遊びで服が汚れやすくなるため、着替えの枚数が増えます。
小学生のお子様なら自分でキッズキャリーを持たせて、楽しさを感じさせながら、親の負担も軽減できるのがメリットです。
なお、キッズキャリーについては、関連記事「キッズトラベル・スーツケース口コミ徹底調査!子どもが乗っても安心の理由とは」で紹介しているので、読んでみてください。


移動手段によって適切なサイズやタイプが異なる
家族旅行では、移動手段によって最適なスーツケースのサイズやタイプが異なります。新幹線や電車を利用する場合、足元や網棚に置けるサイズがベストです。
巨大なスーツケースを1つ用意するよりも、中型2つの方が取り回しが楽で、座席周りのスペースを有効活用できます。
3辺合計が160cmを超えるスーツケースは、特大荷物スペース付き座席の予約が必要になるため、避けたほうが無難です。
特に混雑する時期や時間帯では、大きすぎるスーツケースは周囲の迷惑にもなり、移動もしにくくなります。
また、飛行機を利用する場合、格安航空会社のLCCでは機内持ち込みの重量制限が7kg程度と厳しいため、事前の確認が必要です。
また、マイカーやレンタカーでの移動なら、フレームタイプの硬いスーツケースよりも、ソフトタイプやリュックの方が隙間に詰め込みやすいメリットがあります。
【目的別】家族旅行におすすめのスーツケース7選
ここからは、家族旅行に最適なスーツケースを7本紹介します。
それぞれの商品には明確な特徴があるため、旅行スタイルや家族構成に合わせて選びましょう。
- キッズトラベル 折りたたみ
- Samsonite C-Lite
- FREQUENTER LIEVE
- innovator INV750DOR
- TRAVELIST REST
- MAIMO COLOR YOU kei
- BERMAS HERITAGE II
それぞれの特徴とおすすめポイントを詳しく解説します。
キッズトラベル 折りたたみ


| 商品名 | キッズトラベル 折りたたみ |
|---|---|
| 素材 | 合成樹脂(ABS樹脂とPC樹脂) |
| サイズ | 縦59cm×横58cm×幅25cm |
| 重量 | 4.0kg |
| 容量 | 65L |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター |
| 開閉方式 | ファスナー |
| カラー | くすみグリーン/くすみピンク/クリームベージュ/ブラック/ラベンダー/スカイブルー |
| 保証期間 | 1年間 |
子どもが疲れたときに乗せて移動できるのが「キッズトラベル 折りたたみ」の一番の魅力です。
特に、長距離の移動などでは疲れてぐずってしまい、その場に座り込んでしまうことも珍しくないでしょう。



そんな時に重宝するのが、この「キッズトラベル 折りたたみ」です。
折りたたみ式のハンドルと足置きがあり、使わないときはコンパクトに収納できるため、かさばりません。




また、耐荷重50kgまで対応しており、3〜12歳の子どもなら安心して乗せられます。
容量も65Lの大容量で、家族3人分の2〜3泊の荷物が十分入るため、機能面も十分です。
特許出願中の安全設計を採用し、TSAロックや静音ダブルキャスター、ストッパー機能も標準搭載されています。
ただし、子どもを乗せると重くなるため、坂道や段差では大人の負担が増える点は注意しましょう。
おすすめな方
- 3歳以上の子どもがいる方
- 空港や駅での移動が長い旅行を予定している方
- 子どもに「自分のスーツケース」として楽しんでもらいたい方
子どもがぐずってしまうと移動ができなかったり、休憩したりしないといけない場合も多いため、子どもを乗せられると便利です。
Samsonite C-Lite


| 商品名 | Samsonite C-Lite (シーライト) Spinner75 |
|---|---|
| 素材 | Curv(カーヴ)素材 |
| サイズ | 縦75cm×横51cm×幅31cm |
| 重量 | 2.8kg |
| 容量 | 94L |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター |
| 開閉方式 | ファスナー |
| カラー | オフホワイト/ブラック/ミッドナイトブルー/チリレッド/ラベンダー |
| 保証期間 | グローバル10年保証 |
世界トップブランド・サムソナイトが誇る、94Lで2.8kgという驚異の軽量スーツケースは、家族旅行で荷物が多くなりがちな方に最適です。
預け入れ荷物の重量制限(20〜23kg)に対して、スーツケース本体が軽ければ、その分荷物を多く入れられます。
軽すぎると耐久性に不安な方も多いですが、C-Liteはサムソナイト独自のCurv(カーヴ)素材を採用しており、衝撃耐性と軽量性を両立したモデルです。
この素材は航空機の機体にも使用されるほどの強度を誇ります。
特に、1週間以上の長期旅行や、お土産を多く買う予定の家族旅行に最適なスーツケースと言えるでしょう。
さらに、グローバル10年保証が付いているため、長期使用にも安心です。
おすすめな方
- 軽量性を最優先する方
- 子どもを抱っこしながらスーツケースを引く機会が多い方
- 1週間以上の長期旅行を予定している方
FREQUENTER LIEVE


| 商品名 | FREQUENTER LIEVE (リエーヴェ) |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦68.5cm×横48cm×幅31cm |
| 重量 | 約4.4kg |
| 容量 | 98L |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター |
| 開閉方式 | フレーム |
| カラー | ダークグレー、グレージュ、ミントグリーン |
| 保証期間 | 1年間 |
FREQUENTER LIEVEの最大の特徴は、日本のスーツケースの中で最も静音性に優れたスーツケースであるという点です。
業界最高峰の静音性能を誇り、早朝や深夜のホテル出発、新幹線や電車での移動時に、ガラガラと音を立てず、周囲への配慮ができます。



使用したユーザーからは「まるで浮いているかのような感覚」とまで言わせるほどの静かさです。
さらに、手首にかかる振動を70%カットする構造を実現しており、移動時のストレスを極限まで減らしたスーツケースです。
フレームタイプのため防犯性も高く、貴重品の多い家族旅行にも安心でしょう。
おすすめな方
- 静音性を重視する方
- 周囲への配慮を大切にしたい方
- キャスターの性能を最優先する方
なお、キャスターの静音性に定評のあるスーツケースが気になる方は、関連動画「【3万円で圧勝】静かさランキング1位!スーツケース『フリクエンター』ガチおすすめ」で紹介しているので参考にしてください。


innovator INV750DOR


| 商品名 | innovator INV750DOR |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦79cm×横42cm×幅35cm |
| 重量 | 5.2kg |
| 容量 | 92L |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター |
| 開閉方式 | ファスナー |
| カラー | マッドブラック、ディープシー、ペールブルー、スティールグレー、ペールグリーン等(全19色) |
| 保証期間 | 条件付き2年保証 |
innovator INV750DORの最大の特徴は、フロントオープン機能です。


実はフロントオープンは縦開きのスーツケースが多いものの、innovator INV750DORは珍しい横開きタイプです。


ホテルの部屋が狭い場合でも物が取り出しやすいなど、メリットの多い仕様です。
また、ストッパー機能のある「日乃本製キャスター」を搭載し、電車やバスの中で勝手に転がるのを防げます。
一般のキャスターよりも性能がよく、スムーズな走行は移動時のストレスも抑えてくれるでしょう。
さらに、TSAロック最新モデルや、1cm単位調節キャリーバー、取り外し可能キャスター、スペアキャスター付属など、機能も充実しています。
北欧デザインのスタイリッシュな外観も魅力です。全てのモデルにスウェーデンの国旗が描かれたおしゃれデザインとなっています。


おすすめな方
- 移動中の荷物へのアクセスを重視する方
- 空港や駅での待ち時間が長い方
- 多機能性を求める方
こまめに荷物を取り出したい方には「フロントオープン」機能がおすすめです。
TRAVELIST REST


| 商品名 | TRAVELIST REST |
|---|---|
| 素材 | 合成樹脂(ABS樹脂とPC樹脂) |
| サイズ | 縦75cm×横53cm×幅29cm(拡張後34cm) |
| 重量 | 約5.6kg |
| 容量 | 92L(拡張により108L) |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター(ストッパー機能あり) |
| 開閉方式 | ファスナー(トップオープン) |
| カラー | マットホワイト/マットブラック |
| 保証期間 | 1年間 |
TRAVELIST RESTの最大の特徴は、トップオープン機能による利便性と言えます。
スーツケースを立てたまま上から荷物を出し入れできるため、移動時にちょっと小物を取り出したい時に便利な機能です。
トップ部分の収納スペースは深さ33cmあり、ガイドブックや飲み物、折り畳み傘、ノートパソコンなど、手持ちバッグに入れるには大変な荷物をまとめて収納できます。


さらに、拡張機能により、92Lから最大108Lへ容量アップが可能で、帰りにお土産が増えてもマチ幅が約5cmほど広がるため、予想外の荷物増加にも安心です。



ストッパー機能付きキャスターが付いているので、電車や坂道での誤動作を防いでくれます。
電車やバスなどの移動時のちょっとしたストレスも解消できます。
ただし、5.6kgとやや重く、軽量性よりも機能性を重視する方に向いているスーツケースと言えるでしょう。
おすすめな方
- ホテルでの荷物整理を重視する方
- 狭い部屋でスーツケースを広げるのがストレスな方
- 拡張機能が欲しい方
ストッパー機能があると、公共機関での移動も気になりません。
MAIMO COLOR YOU kei


| 商品名 | MAIMO COLOR YOU kei |
|---|---|
| 素材 | PRO素材(軽量ポリカーボネート) |
| サイズ | 縦75cm×横50cm×幅30cm |
| 重量 | 約4.2kg |
| 容量 | 95L |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター(55mm静音タイヤ・取り外し可能・スペアキャスター付属) |
| 開閉方式 | ファスナー |
| カラー | ディープブラック/ライトベージュ/フォレストグリーン |
| 保証期間 | 1年間(購入者様限定サイト) |
MAIMO COLOR YOU keiは、95Lで約4.2kgという軽量性とコストパフォーマンスの高さが魅力です。
一般的な90L以上のスーツケースよりも軽いだけでなく、軽量ポリカーボネートを採用することで耐久性も兼ね備えています。
1cm単位で調整可能なキャリーバーを搭載し、家族の身長差に対応できる細やかな調整機能も便利です。
日乃本製の取り外し可能キャスターを採用し、万が一の破損時も交換可能で長期利用に対応。スペアキャスターも付属しているため、安心して使用できます。


また、業界平均の2.5倍の21項目に渡る圧倒的なテストをクリアした、品質の高い基準だけが提供されているため安心です。


おすすめな方
- 初めての家族旅行で予算を抑えたい方
- コスパ重視だけど品質も妥協したくない方
- 軽量性と大容量を両立したい方
安心したサポート機能が付いていると、買ってからも安心して使えます。
BERMAS HERITAGE II


| 商品名 | BERMAS HERITAGE II |
|---|---|
| 素材 | 合成樹脂(ABS樹脂とPC樹脂) |
| サイズ | 縦74cm×横50cm×幅30cm |
| 重量 | 約4.6kg |
| 容量 | 約91L |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター |
| 開閉方式 | ファスナー |
| カラー | ブラック、シルバー、グリーン、ネイビー |
| 保証期間 | 1年間 |
BERMAS HERITAGE IIは、老舗BERMASブランドの信頼性と高機能性を兼ね備えたスーツケースです。
最大の特徴は、USB充電ポート2口(Type-A 1口・Type-C 1口)を搭載し、TSロックと一体化させたスマートな設計と言えるでしょう。


メインルーム内にモバイルバッテリーを接続しておけば、スマートフォンなどの充電を楽に行えます。
日乃本製の新素材「Lisof」を使用したSILENT RUN静音キャスターを搭載し、ストッパー機能も付いているため、静音性と利便性を両立したモデルです。
メインファスナーは通常のファスナーよりも3倍の強度を誇るYKK製のダブルコイルファスナーを採用しているため、防犯性も高いと言えます。
また、荷物紛失時に発見率が向上する「トラベルセントリーID」も付属しているため、空港で似たようなスーツケースが多い場合でも見つけやすいでしょう。


PC+ABS樹脂にエンボス加工を施した傷目立ちにくい表面、コーナーパッド+C面デザインによる衝撃耐性など、細部まで配慮されています。
おすすめな方
- 充電機能も充実した高機能モデルが欲しい方
- 安心のブランドで長く使いたい方
- 静音性と耐久性を両立したい方
ファスナータイプは壊れやすいものもありますが、YKK製なら安心感が違います。
家族旅行用スーツケースのおすすめパッキング術
家族旅行では、荷物が多くなりがちです。
しかし、パッキングのコツを押さえることで、スーツケース内を整理整頓でき、現地での荷物の出し入れもスムーズになります。
ここでは、家族旅行に役立つ5つのパッキング術を紹介します。
- 重い物は下、軽い物は上に詰める
- 荷物を見える化する
- 移動中に必要なものと現地で使うものを分ける
- 子供の荷物と親の荷物を分けて入れる
- 80%しか詰めない
なお、家族で旅行に行く際の荷物の分け方について、動画「【パッキング完全公開】子連れ1泊2日!スーツケース+マザーズバッグで即取り出し術【日間賀島旅行】」で紹介しています。
色分けされたポーチや収納の仕方など詳しく解説しているので、パッキングの参考にしてみてください。
重い物は下、軽い物は上に詰める
スーツケースのパッキングで気を付けておきたいのは、重い物をキャスター側に、軽い物を上に入れることです。
この方法により、スーツケースの重心が安定し、転がしやすくなります。



例えば、靴やジーンズ、厚手のジャケット、ガイドブックなどの重量のあるアイテムはキャスター側です。
一方、Tシャツ、下着、パジャマなどの軽い衣類は上部に入れるなどすると良いでしょう。
重心が安定すると、段差や坂道で走行しやすく、手の疲れも軽減されます。
また、重い物を下に入れることで、上部の軽い衣類が圧迫されず、しわになりにくいのもメリットです。
特に子ども連れの旅行では、スーツケースの扱いやすさが移動の快適さを左右するため、基本的なポイントを押さえておきましょう。
荷物を見える化する
家族旅行では、誰の荷物がどこにあるのか分からなくなりがちです。
子供の着替えは1日分ずつ小袋に入れておく、化粧品などはメッシュ部分に入れるなど荷物を見える化することで、必要なものをすぐに取り出せるようになります。
例えば、子どもの着替えは1日分ずつジップロックやトラベルポーチに入れておくと便利です。
朝の着替えがスムーズになり、現地で「あの服どこ?」と探す手間が省けます。
さらに、色分けされたポーチを使うと良いでしょう。
青いポーチには子どもの衣類、赤いポーチには親の衣類といったように分けることで、視覚的に判断しやすくなります。
透明なトラベルポーチなら、開けなくても中身が確認できるため、より効率的です。
移動中に必要なものと現地で使うものを分ける
家族旅行では、移動中と現地で必要なものが異なるため、移動中に必要なものと現地で使うものを分けることで、荷物の出し入れが格段に楽になります。
オムツ、おしりふき、授乳グッズ、子どものおやつなど、移動中に頻繁に使うものは、スーツケースのトップオープンポケットやフロントポケットなど、すぐに取り出せる場所に入れておきましょう。
トップオープン機能があるスーツケースなら、スーツケースを開けずに荷物を取り出せるため、空港や駅での待ち時間に非常に便利です。
一方、現地で使う衣類やお土産用のスペースは、スーツケースの奥深くに入れておいても問題ありません。



移動中に使わないものは、しっかりと奥に収納することで、スーツケース内が整理され、必要なものを探す手間が省けます。
移動中に必要なものと現地で使うものを分けることで、荷物の出し入れがスムーズになり、家族旅行のストレスが大幅に軽減できるでしょう。
子供の荷物と親の荷物を分けて入れる
家族旅行では、子どもの荷物と親の荷物が混ざると必要なものを探すのに時間がかかるため、それぞれを分けて入れておくことをおすすめします。
中でもスーツケースの左右を使い分ける方法が効果的です。左側には子どもの衣類やおもちゃ、右側には親の衣類や化粧品を入れることで、視覚的に判断しやすくなります。
他におすすめなのは、スーツケース自体を分ける方法です。家族4人で2本のスーツケースを使う場合、1本は子ども用、もう1本は親用と決めておけば、荷物の管理がしやすいでしょう。
子どもが複数いる場合は、色分けされたポーチやトラベルバッグを使うことで、誰の荷物かすぐに判別できます。
長男は青、長女はピンクといったように色を決めておくと、現地での着替えやお風呂の準備がスムーズです。
80%しか詰めない
家族旅行では、帰りにお土産が増えるので、80%までしか詰めないのがコツです。
行きの段階で100%パンパンに詰めてしまうと、帰りに荷物が入らず、別のバッグを用意する羽目になります。
特に、子どもが喜ぶお土産や食品類はかさばるため、注意が必要です。



どうしても荷物が多くなりがちな方には、拡張機能付きのスーツケースを選ぶと良いでしょう
また、圧縮袋を使えば、30%程度減らせるので、長期旅行やお土産を多く買う予定の方におすすめです。
家族旅行用のおすすめスーツケースを検討している人によくある質問
家族旅行用のスーツケース選びでは、多くの方が同じような疑問を抱えています。
ここでは、特によくある3つの質問に回答します。
- 荷物を1つにまとめるべきか、分けるべきか?
-
基本的には2泊3日以下なら1本、3泊以上なら2本に分けるのがおすすめです。
1本にまとめる場合、管理が楽でLCCの追加料金を節約できます。
ただし、Lサイズは重くなりやすく、子どもを抱っこしながらの移動が大変です。
目安として、家族4人で2泊3日ならLサイズ1本、3泊以上ならMサイズ+Sサイズの2本が良いでしょう。
- レンタルの方がお得ですか?
-
長期的には購入の方がお得です。
レンタルは1週間で約5,000円〜10,000円かかり、年に2回旅行すれば年間10,000円〜20,000円の出費となります。
レンタルの方が安く感じますが、毎年旅行に行くといった方は、長期的に考えれば購入するほうが得です。
また、レンタルでは、予約の手間や返却期限、破損時の弁償リスクも考えておく必要があります。
- 荷物を減らす工夫を教えてください
-
圧縮袋の活用、現地調達、着回しできる服の選択の3つが効果的です。
圧縮袋を使えば衣類の体積を減らせます。特に冬物のジャケットやセーターに有効です。
オムツやミルクなどの消耗品は、初日分だけ持参して後は現地で調達しましょう。
大人は1〜2本のボトムスに2〜3枚のトップスを組み合わせ、現地で洗濯するのも荷物を減らすコツです。
おすすめのスーツケースで快適な家族旅行にしよう
家族旅行の場合、宿泊日数や移動手段、家族構成に合わせたスーツケース選びが欠かせません。
容量は1泊あたり1人10Lを目安に計算し、2泊3日以下なら1本、3泊以上なら2本に分けると移動が楽です。
機能性では、キャスター性能、重さ、ストッパー機能を優先しましょう。
特にキャスターは負荷がかかり、一番壊れやすいパーツなので重視すべきです。
また、小さなお子様連れなら、トップオープンやフロントオープン機能のあるスーツケースを選ぶと、移動中のおむつ替えや服を汚してしまっても苦になりません。
さらに、朝が早い出発や帰りが深夜になる場合は、キャスター音にも配慮が必要です。
周りが静かな時間に、複数のスーツケースのガラガラ音が鳴れば意外に周囲に響き渡ります。
出発から帰宅まで気持ちよく過ごせてこそ最高の旅です。この記事を参考に、あなたの家族にぴったりの1本を見つけて、ぜひ楽しい家族旅行にしてください。


















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