Amazonや楽天で見かける、おしゃれで多機能な「Ashard（アシャード）のスーツケース」。
価格も1万円台からと手頃で、「これ、いいかも！」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ購入となると「あまり聞かないブランドだけど大丈夫？」「安すぎて、すぐに壊れたりしないかな…」といった不安が頭をよぎりますよね。
「安物買いの銭失いだけは避けたい」と思っている方も多いはずです。
そこでこの記事では、Ashardのスーツケースについて、実際に購入したユーザーのリアルな口コミや評判を徹底的に調査しました。
- Ashardスーツケースとは
- ラインナップ
- Ashardスーツケースの評判
- 全モデルの詳細
- 他社同等モデルとの比較
自宅に50本以上のスーツケースを保有している、スーツケース研究家のリキが、メリットだけでなく、購入前に知っておくべき致命的なデメリットも包み隠さずお伝えします。
この記事を読めば、「安物買いの銭失い」を回避し、あなたの旅のスタイルにぴったりの1本を選べるようになるでしょう。
ぜひ最後まで読んで、賢いスーツケース選びの参考にしてください。
なお、僕のYouTubeチャンネル「スーツケース研究所」では、実物のスーツケースを触りながら詳しくレビューしています。
比較や感想を交えながら幅広い商品を解説しているので、今回紹介するスーツケース以外の商品も検討したい方はぜひ参考にしてみてください。
\ 今すぐ使用感をチェック！ /
Ashardスーツケースはどこの国のブランド
Ashardスーツケースは、主にAmazonなどのECサイトを中心に展開されている中国発のトラベルブランドです。
日本では店頭で見かける機会がないものの、Amazonの売れ筋ランキングでは常にトップ10前後を維持しています。
リキ実は、月間で500本以上を売り上げる「隠れた爆売れ商品」として知られているスーツケースです。
ブランド名の「Ashard」は、「a shard（ひとかけら）」という言葉に由来しています。
これには「旅先での思い出や景色、出会いといった『断片』の一つひとつが、独自の人生を形作る大切な要素である」という想いが込められています。
単なる移動の道具としてだけでなく、旅のパートナーとしての価値を大切にしているのが伝わってきますね。
Ashardスーツケースの良い評判
Ashard（アシャード）のスーツケースは、その高い機能性とコストパフォーマンスで注目を集めています。
実際に購入・利用された方はどのような点に満足しているのでしょうか。
ここでは、Amazonなどの実際の口コミをもとに、特に評価の高かった以下のポイントを具体的に紹介します。
- 機能面
- デザイン性
- 収納力
順番に見ていきましょう。
多機能：フロントオープンやUSBが便利
旅行中の「ちょっと荷物を取り出したい」というシーンで大活躍するのが、このフロントオープン機能です。
空港や移動中でもメイン収納を広げることなく、充電器や小物をサッと出し入れできる利便性が、多くの購入者から圧倒的な支持を得ています。
使い勝手いいです！表面が開けるので、充電器や小物類を収納できのでいちいち開けて出さなくていいのでgood！
雨よけカバーみたいなのも付属されていてピッタリフィットでありがたい。しっかりしているので、結構使えそうです
（引用：Amazon）
空港までの移動や旅先での列車移動もありましたが、フロントオープンが小物の出し入れに非常に便利でした。
全面オープンタイプのスーツケースも持っていますが、こちらの上部だけが開く構造の方が使いやすく、特におすすめポイントです。
（引用：Amazon）
フロントオープンだから中身をサッと取り出せるし、USBポートやカップホルダーが移動中に大活躍。
隠しフックで傘や小バッグを掛けられるのも地味に便利です。
（引用：Amazon）
ただし、AshardはノートPCやタブレットくらいしか入らないので注意が必要です。
リキ外からの「ちょい出し」にこだわりたい方は、TRAVERIST（トラベリスト）シリーズをおすすめします。
TRAVERISTのトップオープンは、500mlのペットボトルが5本も入るので、仕事で必要なモバイルバッテリーや、折りたたみ傘、本、ティッシュなど小物をたくさん収納可能です。
なお、動画「【多機能＆コスパNo.1】トップオープン付きスーツケース『トラベリスト アクセル』」で、実際にTRAVERISTを触りながらポケットの使い勝手を紹介しています。
動画の概要欄に最安値で購入できるリンクもあるので、ぜひご覧ください。
さらに、荷物を運ぶだけでなく、旅そのものを快適にする「プラスアルファ」の機能が充実している点も見逃せません。
USBポートやドリンクホルダー、手荷物を掛けられるフックなど「あったらいいな」を叶える細やかな設計が高く評価されています。
彼の出勤の為に購入しました。
ドリンクホルダーも付いていて使い勝手が良いと話してました。
荷物を下げれるフックも便利だと。
ちょうど良い大きさです。
（引用：Amazon）
スーツケースの外側にポケットがついていて、本体を開けずにパソコンとか、化粧ポーチとかすぐ取り出せるし、充電もバッテリーをいちいちポケットからださなくてもケースのUSB充電口からできる、機能が優れて便利です。
物自体はめちゃくちゃ軽く、キャスターも小回りききやすく使いやすいものです。
（引用：Amazon）
デザイン：カラーがおしゃれで高見えする
機能性はもちろんのこと、持っているだけで気分が上がるようなデザインやカラーバリエーションも人気の理由です。
カラーは「ブラック・ホワイト・ライトブルー・ライムグリーン・ピンクといったパステルカラーが選べます。
こうした可愛い色があるのも女性に人気の理由です。
価格以上の高級感ある質感や、しっかりとした作りに対する満足度は高く、コストパフォーマンスの良さを実感する声が多く寄せられています。
やっぱりピンク色かわいい usb充電もできる 上品な商品です
動きやすくてめっちゃラク
（引用：Amazon）
このキャリーケース、デザインがシンプルでおしゃれだし、軽くて使いやすいです。
ロック付きで安心、キャスターも滑らかで移動が楽。
（引用：Amazon）
値段的にチープなものが届くのかなと思っておりましたが、高級感のあるものが届き、たいへん満足です！
タイヤもスムーズに動いてくれますし、キャリーケース自体が軽いので全体の重量を抑えることができとても助かりました🥺👍🏻
荷物もたくさん入りそうなかんじで、仕事の出張やプライベートで使うのが楽しみです！
（引用：Amazon）
このスーツケースは非常に使いやすくて、デザインもおしゃれです！
しっかりした作りで、素材の質感も高級感があります。”
（引用：Amazon）
トップのハンドルが無く、スタイリッシュなデザインで値段の割に、安っぽくみえません。
色味が可愛いです。軽くて使いやすい。
キャスターも滑らかです。
（引用：Amazon）
収納力：見た目以上に荷物が入る
外見はスマートですが、中は驚くほど広々としています。
特に、ハンドルの収納部分が内部に出っ張らないワイドハンドルのモデルは、デッドスペースを極限まで減らして容量を確保している点が、荷物の多い旅行者に好評です。
中も広くて収納力抜群。65Lの容量があるので、4～7泊の旅行にもぴったりでした。
前面オープンも使いやすく、すぐ取り出したい物を出すのにとても便利。
（引用：Amazon）
機内持ち込みできるサイズではあるものの、開けると思ったより収納スペースが広いな、と感じました。
商品説明にある通り、普通のスーツケースだとハンドルの収納部分があるため内側が出っ張っていて、地味にデッドスペースができたり。。。ということがありましたが、こちらはそこを工夫することで収納しやすくなっているようです。
（引用：Amazon）
Ashardスーツケースの悪い評判
機能性やデザインで高評価を得ている一方で、低価格帯の製品ゆえの品質のバラつきや、耐久性に関する厳しい声も挙がっています。
ここでは、ユーザーが直面したトラブル事例を紹介するとともに、購入後の検品ポイントや、トラブルを未然に防ぐための具体的な対策についても解説します。
- 耐久性
- パーツの品質
- セキュリティ
基本的な部分になるので、しっかりチェックしておきたいですね。
耐久性：ハードな使用には不安がある
軽量さを重視した設計のため、ハードな使用環境では強度が不足する場合があります。
特にパソコンなどの精密機器を入れる際は、スーツケースのポケットに直接入れるのではなく、必ず保護クッション付きのインナーケースに入れてから収納するのが鉄則です。
また、海外旅行など手荒な扱いが予想される場合は、スーツケースベルトで補強するか、貴重品は手荷物にするなどのリスク分散を心がけましょう。
海外で使ったらやっぱり壊れた、海外に行くならもっと丈夫なのが良き、
（引用：Amazon）
見た目はよし。とても軽いです。しかし耐久性がちょっと不安です。
まぁ使ってみないと分かりませんが、またスマホホルダーはありません。嘘です。
ノートパソコンの出し入れはできますが、入れるとパソコンの保護クッション等は一切ないので、そこへ入れると多分パソコンが壊れます。なので、入れない方が良いと思います。
まぁ値段それなりですかね。しばらく使ってみますが予想通りな展開になりそうですね。
（引用：Amazon）
数回使用しただけで持ち手のところが外れてしまい使用不能に。
耐久性に難ありです。
（引用：Amazon）
パーツの品質：キャスターやファスナーの動き
「足回り」のトラブルは移動中のストレスにつながります。
リキ商品が届いたら、まずは室内で重りを乗せて走行テストを行い、異音やガタつきがないか確認しましょう。
また、ストッパー機能はあくまで補助的なものと考え、揺れの激しいバスや電車内では過信せず、必ず手や足で押さえておくことが、予期せぬ転倒や自走を防ぐポイントです。
6泊8日用に購入しましたが、初回の旅行でスーツケースのキャスターが１本折れ、１本はバネが無くなりました。
荷物の重量は16キロで許容内かと思いますが、折れた所を見ると意外にパーツが細く、強度に疑問を感じました。
現地でのトラブルとなり、せっかくの旅行が台無しです。
（引用：Amazon）
キャスターのストッパーが弱い、電車に乗っていて、揺れに反応してか？ロックが解除されたりする。不安定
（引用：Amazon）
自宅から駅までの移動でバスを利用した際にストッパーを掛けました
最初は硬かったが、何とか掛けられた
しかし、バスがブレーキをかけて停車する際にロックが外れてズルズルと転がって行きましたよ！
不良品？
これって、通常の使用ですよね？
（引用：Amazon）
なお、キャスターの性能については、エンドー鞄の「FREQUENTER」シリーズが一番優れています。
静音性を重視したい方は、動画「【3万円で圧勝】静かさランキング１位！スーツケース『フリクエンター』ガチおすすめ」を見てみてください。
ファスナーの不具合は「荷物の詰め込みすぎ」が引き金になるケースも多いですが、初期不良の可能性も否めません。
リキ到着直後に、ファスナーを全開・全閉してスムーズに動くか入念にチェックしてください。
また、万が一の破損や勝手に開いてしまうリスクに備え、特に荷物が多い時はスーツケースベルトを必ず装着することで、中身が飛び出す最悪の事態は防げます。
機能性に優れているようでしたが、フロントポケットのファスナー金具が折れている状態で届きました。
縫製も雑で、ファスナーの動きが悪く締めにくいです。
全ての金具が折れそうな感じがして返品しました。
ヤマトさんの配送は問題なく箱もきれいなまま届いたので商品がこれじゃ残念です。
（引用：Amazon）
１回国内旅行に行っただけでチャックが壊れちゃいました😭
保証書も捨てちゃったので仕方ないのでこのまま使います。
商品側の問題なのか、扱いの問題なのか分かりませんが、その他に目立った悪い点はなかったです。
ただ少しだけ重いものを入れた時持ち手が外れそうで怖いです。
（引用：Amazon）
ファスナー最弱でした
荷物を入れるとファスナー勝手に開いちゃいます。
膨張するほども荷物も入れてないのですが、少しでも負荷がかかると閉じたファスナーも途中から勝手に開いてきます。
荷物多めで使われる予定の方は、スーツケース用のベルトか、空港でのラッピングが必須だと思っておいたほうがいいです。
このファスナーの耐久レベルで、ベルトもなくラッピングもない状態で放り投げられたら、100%ファスナーが開いてしまい、中身が放り出されてしまいます。
値段が値段ですし、海外旅行であれば、1〜2回が限界でしょうね〜
（引用：Amazon）
セキュリティ：暗証番号や設定のトラブル
ロックの設定トラブルは、旅行直前に発覚するとパニックになります。
「出発前日にやればいい」と考えず、商品到着後すぐに設定を試してください。
説明書通りに設定できない、ダイヤルが回らないといった場合は初期不良の可能性が高いため、使用せずにすぐに販売店へ交換を依頼しましょう。
キーの設定方法が少し難しい
（引用：Amazon）
購入したままやっと使うタイミングで暗証番号のセットを。とやってみましたが、
購入当初の000以外ではダイヤル裏側のレバーが動かず、自分の暗証番号が設定出来ず。
私のミスですが、到着したらすぐ確認をお勧めします。
（引用：Amazon）
2個あるうちのロックの暗証番号が変わっていた。
000から001と1個づつ回して、ロックを開けた。
何もしていないのに暗証番号が変わっていた。これでは今後、使う事は出来ない。
（引用：Amazon）
Ashardスーツケースの評判の結論
良い評判と悪い評判を総合すると、Ashardのスーツケースは「どんな人にもおすすめできる」というわけではなく、利用目的や価値観によって評価が大きく分かれることが分かりました。
ここでは、口コミから見えた結論として、Ashardのスーツケースを「検討しても良い人」と「買うべきではない人」のそれぞれの特徴を解説します。
- Ashardスーツケースを検討しても良い人
- Ashardスーツケースを買うべきではない人
自分に当てはめて、参考にしてみてください。
Ashardスーツケースを検討しても良い人
Ashardのスーツケースは、特定の使い方をする方にとっては、非常にコストパフォーマンスの高い魅力的な選択肢です。
具体的には、以下のような方に特におすすめできます。
まず「年に5回以下の国内旅行」や「新幹線での移動」がメインの方です。
頻繁な飛行機利用、特に手荒な扱いを受けやすい国際線と比べて、スーツケースへの負担が少ない国内では、Ashardの機能性が十分発揮できます。
また「もし壊れても、消耗品として買い替えれば良い」と割り切って考えられる方にもおすすめです。
さらに、旅先のカフェなどでPC作業をしたいフリーランスやノマドワーカーには最適な1本になるかもしれません。
多くのモデルが13インチのPCを収納できるフロントオープンポケットや、USB Type-Cポートを備えており、移動中の作業や充電が可能なのは嬉しい機能です。
約12,000円から14,000円という価格帯で、これだけの多機能を備えている点は、予算が限られている方にとってメリットとなるでしょう。
Ashardスーツケースを買うべきではない人
口コミで指摘されているデメリットを考慮すると、Ashardのスーツケースの購入を慎重に検討したほうが良い方もいます。
例えば、LCC（格安航空会社）を頻繁に利用する方や、手荒な扱いを受けやすい海外旅行、長距離移動が多い方です。
これらのシーンではスーツケースに高い耐久性が求められるため、Ashardの耐久性に不安を感じる口コミがある点は無視できません。
「一つのスーツケースを長く大切に使いたい」と考えている方にも、同様の理由でおすすめしにくいのが正直なところです。
また、修理や保証といったアフターサービスの面で、中国メーカーであることに抵抗や不安を感じる方もいるかもしれません。
リキただし、現在市場に出回っているスーツケースの約7割が中国の工場で製造されているので、過度に気にする必要はないでしょう。
それでも、もし耐久性、手厚いサポートを最優先する方は、価格は少し上がりますが、日本のメーカーをおすすめします。
「レジェンドウォーカー」や「アジア・ラゲージ」などのセール品を探すほうが、結果的に満足度の高い買い物になるでしょう。
以下の記事で紹介しているので、読んでみてください。
Ashardスーツケースのラインナップ
現在の主なラインナップは、荷物の出し入れがスムーズな「フロントオープンタイプ」が3種類、シンプルで収納力を重視した「ノーマルタイプ」が2種類の計5モデルです。
サイズもS（機内持ち込み対応）・M・Lの3サイズ展開となっており、1泊の出張から長期の海外旅行まで、用途に合わせて選べます。
ただし、購入時に注意したいのが「全てのモデルに同じ機能が搭載されているわけではない」という点です。
例えば、移動中に便利な「キャスターストッパー」や「USB充電ポート」「ドリンクホルダー」などは、モデルによって搭載の有無が異なります。
また、ボディの素材や開閉方式（フレームかファスナーか）もモデルごとに設計が分かれています。
リキそれぞれの違いが一目でわかるように、下の表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
| モデル | タイプ | 素材 | 装備 |
|---|---|---|---|
| ASH-669 | フレーム | PC樹脂100％ | ・キャスターロック ・USBポート ・ドリンクホルダー |
| ASH-QKLL | ファスナー | PC樹脂100％ | ・キャスターロック ・USBポート ・ドリンクホルダー |
| ASH-KLG | ファスナー | PC樹脂100％ | ・USBポート |
| ASH-QK | フレーム | PC樹脂100％ | なし |
| Z666 | フレーム | 合成樹脂（PC+ABS） | ・キャスターロック |
「欲しかった機能がついていなかった」という失敗を防ぐためにも、各モデルの主な違いを確認しておきましょう。
評判で選ぶAshard スーツケース｜フロントオープンモデル
Ashardのスーツケースの中でも、特に高い人気を誇るのが、移動中でも荷物の出し入れがスマートにできる「フロントオープンモデル」です。
ここでは、仕様や素材が異なる以下の3つのモデルについて、機内持ち込みサイズをベースに、それぞれの特徴を詳しく解説します。
- ASH-669
- ASH-QKLL
- ASH-QK
一つずつ見ていきましょう。
なお、フロントオープンのスーツケースを検討している方は、動画「【開け方で選ぶ】フロント&トップオープン型スーツケース！価格帯別おすすめ4選」を参考にしてみてください。
予算別におすすめのスーツケースを実際に触りながら紹介しています。
ASH-669（フレームタイプ）
| 商品名 | ASH-669 |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100％ |
| サイズ | 縦54.5cm×横35cm ×幅23cm |
| 重さ | 3.96kg |
| 容量 | 42L |
| キャスター | 360°自由回転ダブルキャスター（ロック機能付） |
| カラー | シルバー/ダークグリーン/パープル/ピンク/ブラック/ホワイト/ライトブルー/ライムグリーン |
ASH-669は、移動中の快適さと効率性を重視して設計されたフレームタイプの多機能モデルです。
最大の特徴として、スーツケースを広げることなく荷物を出し入れできるフロントオープン機能が挙げられます。
クッション性のある収納スペースが備わっており、移動中にノートパソコンやタブレット、書類などを急いで取り出したい場面や、手荷物検査の際にもスムーズに対応可能です。
さらに、本体側面にはUSB充電ポート（Type-AおよびType-C）が搭載されています。
内部にモバイルバッテリーを接続しておけば、移動しながらスマートフォンなどを充電可能です。
また、使い勝手をよくする工夫も随所に施されています。
背面には折りたたみ式のカップホルダーが設置されており、スマートフォンを立てかけて動画視聴できるスマホスタンド機能や、買い物袋などを掛けられる隠しフックも便利です。
さらに、走行性能やセキュリティ面もしっかりしており、キャスターには360度回転する静音ダブルキャスターを採用しています。
ストッパー機能が付いているため、揺れる電車内や坂道でもしっかりと固定でき安心です。
ボディには耐衝撃性に優れたPC樹脂100％素材を使用し、TSAロックも標準装備されているので、ビジネス出張から旅行まで幅広いシーンで使用できます。
ASH-QKLL（ファスナータイプ）
| 商品名 | ASH-QKLL |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100％ |
| サイズ | 縦54.5cm×横35cm ×幅23cm |
| 重さ | 3.39kg |
| 容量 | 42L |
| キャスター | 360°自由回転ダブルキャスター（ロック機能付） |
| カラー | グリーン/ブラック/ホワイト |
ASH-QKLLは、ASH-669と共通する機能を持つファスナータイプのモデルです。
このモデルも多機能モデルで、軽量かつ衝撃に強い100％ポリカーボネート素材を使用しています。
フロントオープンポケットを搭載しているため、移動中でもスーツケースを全開にすることなく、ノートパソコンやタブレット、旅券などの出し入れがスムーズです。
リキファスナータイプ特有の軽さを活かしつつ、ビジネスから旅行まで身軽に動ける設計になっています。
利便性を高める機能も充実しており、本体にはUSBポート（Type-AおよびType-C）が内蔵されているため、手持ちのモバイルバッテリーを内部にセットすれば移動中のスマホ充電が可能です。
また、背面にはカップホルダー、手提げフック、スマホスタンド機能など、待ち時間や移動中の「あったらいいな」を叶える工夫が随所に施されています。
内装は右側にXバンドが装備され、左側は「メッシュポケット仕様」となっており、下のポケットは液漏れの可能性がある化粧水などを入れるのに便利です。
揺れる電車内や傾斜のある場所でもワンタッチで車輪を固定でき、勝手に転がっていくのを防げます。
セキュリティ面では鍵の持ち歩きが不要なダイヤル式のTSAロックを搭載しており、海外旅行でも安心して預け入れが可能です。
機能性と軽さを両立させたモデルとなっています。
ASH-QK（フレームタイプ）
| 商品名 | ASH-QK |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100％ |
| サイズ | 縦54.5cm×横35cm ×幅23cm |
| 重さ | 3.96kg |
| 容量 | 42L |
| キャスター | 360°自由回転ダブルキャスター（ロック機能付） |
| カラー | ピンク/ブラック/ホワイト/ライトブルー/ライムグリーン |
ASH-QKは「アルミフレーム」を採用したハードタイプのモデルです。
開閉部分にファスナーではなく金属製の頑丈なフレームを使用しています。
ファスナータイプに比べて丈夫で、ナイフなどでこじ開けられるリスクが低いため、防犯性が高いのが魅力です。
また、フレーム構造によって本体の歪みに強く、気密性も高いため、雨水や汚れの侵入を防ぎながら中の荷物をしっかりと守れます。
ボディ素材には耐衝撃性に優れたPC樹脂を使用しており、フレームタイプ特有の重厚感がありながらも、柔軟性と耐久性をバランスよく兼ね備えた設計となっているのが特徴です。
機能面では、360度回転する静音ダブルキャスターを搭載しており、石畳などの凸凹した路面でも安定して走行できます。
もちろんTSAロックも標準装備されており、鍵をかけたまま航空会社に預けることが可能です。
軽さや手軽さを最優先するファスナーモデルとは異なり、「荷物を守る強さ」や「安全性」そしてビジネスシーンにも馴染む高級感を重視する方に最適なスーツケースと言えるでしょう。
なお、動画「【知らないと後悔】スーツケースはファスナー？フレーム？違いと選び方」では、フレームタイプとファスナータイプのおすすめの選び方について解説しています。
検討の参考にしてみてください。
評判で選ぶAshard スーツケース｜ノーマルモデル
フロントオープンのような特殊な機能よりも「とにかくたくさん荷物を入れたい」「シンプルで丈夫なものがいい」という方には、ノーマルモデルが最適です。
ここでは、ノーマルモデルの特徴を詳しく紹介します。
- Z666
- ASH-KLG
それぞれ見ていきましょう。
Z666（フレームタイプ）
| 商品名 | Z666 |
|---|---|
| 素材 | 合成樹脂（PC+ABS） |
| サイズ | 縦58cm×横38.5cm ×幅23.5cm |
| 重さ | 3.3kg |
| 容量 | 42L |
| キャスター | 360°自由回転ダブルキャスター（ロック機能付） |
| カラー | ブラック/シルバーメタリック |
Z666は、Ashardが新たに発売したアルミフレームタイプのスーツケースです。
リキ表面に施されたダイヤモンドパターンのデザインが特徴となっています。
この加工により、美しい質感だけでなく、傷や汚れが目立ちにくく、耐摩耗性や耐衝撃性といった耐久性も高くなっています。
ボディ素材はABS樹脂とPC樹脂を配合した合成樹脂となっており、他のモデルとは異なる点が特徴です。
コーナーもしっかりとアルミ合金のプロテクターで保護されています。
また、キャリーバーは超軽量アルミニウム製で、揺れを最小限に抑える一体型設計となっており、身長に合わせて3段階の高さ調節が可能です。
収納とセキュリティ面も合理的で、内部は密閉されたU字型コンパートメントとメッシュポケットにより、荷崩れを防ぎつつ中身が一目で分かるようになっています。
鍵の管理が不要なダイヤル式のTSAロックを標準装備しており、海外旅行でも安心です。
ASH-KLG（ファスナータイプ）
| 商品名 | ASH-KLG |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100％ |
| サイズ | 縦55.5cm×横37cm ×幅24cm |
| 重さ | 3.2kg |
| 容量 | 42L |
| キャスター | 360°自由回転ダブルキャスター（ロック機能付） |
| カラー | チーズイエロー/ホワイト/ブルー/ブラック |
ASH-KLGの特徴は、持ち手のバーが背面の中心ではなく、ケースの両端（側面）に埋め込まれているデザインにあります。
バーが端にあるため、ケース内部の底面に凸凹がなくフラットです。
これにより収納スペースの効率が上がり、通常の荷物より容量が約15%増加しています。
また、力のバランスがとれ、転倒しにくく、走行時の耐振動性に優れている点もメリットと言えるでしょう。
ボディには軽量で耐衝撃性に優れたPC樹脂100％素材を使用しており、ファスナータイプならではの軽快さと丈夫さを兼ね備えています。
内部は左右どちらの収納スペースも、ファスナー付きの仕切りで完全に閉じることが可能です。
スーツケースを空港などで広げた際に、中身が丸見えにならないのは嬉しいですね。
この構造により、開けた瞬間に荷物が崩れ落ちてくるのも防げます。
なお、内部の仕切り部分には、他のモデル同様、ビニール素材で防水加工されたポケットが付きです。
リキ濡れたタオルや洗面用具、折りたたみ傘、水着などを、乾いた衣類と分けて収納できるのは意外と重宝します。
また、本体にはUSBポート（Type-AおよびType-C）が搭載されており、手持ちのバッテリーを接続すると移動しながらのスマホ充電が可能です。
もちろん、背面には折りたたみ式のカップホルダーやフック、スマホスタンドが備わっています。
ビジネス出張からプライベートな旅行まで、移動におけるストレスを極限まで減らせる、まさにオールインワンなスーツケースと言えるでしょう。
人気ブランドとashardスーツケースの評判を比較
Ashardのスーツケースを検討する際、Amazonや楽天では同じような価格帯で似たような機能を持つブランドが多数存在するため、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
特に、よく比較対象として名前が挙がるのが以下の2つです。
- NewTrip（ニュートリップ）
- C.jutro（ユトロ）
それぞれの違いを見ていきましょう。
動画「【Amazon大ヒット】格安スーツケースおすすめ３選｜ NewTrip VS C.jutro VS Ashard」では、この3本を実際に触りながら詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
NewTripスーツケースとの違い
「NewTrip」は、日本の企業（Semiro Japan株式会社）が企画・販売を行っているブランドです。
Ashardとの大きな違いは「ファスナーの信頼性」と「拡張機能」にあります。
【NewTripの強み】
NewTripの多くのモデルには、世界シェアNo.1を誇る「YKK製ファスナー」が採用されています。
リキ格安スーツケースの故障原因として「ファスナーの噛み合わせ不良」や「破損」はベスト3に入ります。
しかし、NewTripはこうしたリスクを最小限に抑えられます。
また、ファスナーを開くことで容量を増やせる「拡張機能」を搭載しているモデルが多く、旅先でお土産が増えても安心です。
【Ashardの強み】
一方でAshardは「移動中の便利機能」で勝っています。
カップホルダーやスマホスタンド、USBポートといった「あると嬉しい機能」が標準装備されているモデルが多く、移動そのものを快適にしたい方に向いています。
New Tripでは、USBポートやフックが搭載されているのは一部のモデルだけです。
【結論：どっちを選ぶ？】
NewTripがおすすめなのは、「とにかく壊れにくいファスナーが良い」「帰りの荷物が増えることが多い」という、堅実さ重視の方です。
一方、Ashardは「飲み物を置いたりスマホを充電したりしたい」「機能全部入りでお得感が欲しい」という、利便性重視の方に向いています。
C.jutroスーツケースとの違い
「C.jutro（ユトロ）」は、北欧ブランドの高級スーツケース「イノベーター」に似たスタイリッシュなデザインで、Amazonで爆発的な人気を誇るブランドです。
「デザイン性」と「軽さ」において、Ashardよりも優っています。
【C.jutroの強み】
C.jutroの最大の特徴は「角ばったデザイン」と「圧倒的な軽さ」です。
カラーバリエーションも豊富で、特に女性からの厚い支持を受けています。
重量も3kg台前半のモデルが多く、女性でも階段などで楽に持ち運べる点も人気のひとつです。
機能面でも静音キャスターやTSAロックなど基本を押さえていますが、Ashardほど「ガジェット機能」は詰め込んでいません。
【Ashardの強み】
AshardはC.jutroに比べるとデザインはやや機能的で武骨ですが、その分「フロントオープンの使い勝手」などの実用性に特化しています。
C.jutroにもフロントオープンモデルはありますが、Ashardのほうがポケットの配置やPC収納のクッション性など、ビジネスライクな使い方が得意です。
【結論：どっちを選ぶ？】
C.jutroがおすすめな人は「おしゃれで可愛いスーツケースが欲しい」「とにかく軽いのが良い」という、見た目と軽量性重視の方です。
Ashardは「デザインよりも、PCの出し入れやドリンクホルダーなどの機能が大事」という、実用性重視の方に向いています。
なお、C.jutroスーツケースが気になった方は、関連記事「ユトロのスーツケースの評判からわかるメリットや向いている人を検証」を参考にしてみてください。
Ashardスーツケースの評判に関するQ&A
Ashardのスーツケースを検討していると、評判以外にもいくつか気になる点が出てくるかと思います。
ここでは、購入前によくある質問や、多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式で、3つまとめました。
- ピンクの購入はやめた方がいいですか？
- Ashard スーツケースは店舗で買えますか？
- Ashardはどこの国のブランドですか？
購入後のミスマッチを防ぐためにも、ぜひチェックしてみてください。
- ピンクの購入はやめた方がいいですか？
-
結論から言うと、Ashardのピンクは、むしろおすすめです。
Ashardのピンクは、ビビッドで派手なピンクではなく「ローズゴールド」や「くすみピンク」に近い落ち着いた色味になっています。
実際の口コミでも「上品な色で、大人の女性が持っても違和感がない」「写真よりも落ち着いていて高級感がある」との評価が多いです。
ただし、淡い色は黒やネイビーに比べて、空港のターンテーブルなどで付く黒いゴムの跡や汚れが目立ちやすくなります。
気になる方は、預け入れの際にスーツケースカバーを使用するか、傷が目立ちにくいエンボス加工が施されたモデルを選ぶと良いでしょう。
- Ashard スーツケースは店舗で買えますか？
-
残念ながら、Ashardのスーツケースは実店舗では購入できません。
ドン・キホーテやイオン、ロフトといった量販店での取り扱いはなく、基本的にはAmazonや楽天市場などのオンラインショップ専売となっています。
オンラインに特化しているからこそ、多機能でありながら手頃な価格を実現しているのです。
そのため、購入を検討する際は、商品ページにある写真や動画、実際に購入したユーザーのレビューをじっくりと読みましょう。
- 中国製ですが品質や保証は大丈夫ですか？
-
確かにAshardは、中国で生まれたトラベル用品ブランドです。
企画・製造の拠点を中国に置き、主にAmazonなどのECサイトを通じて、世界中に商品を販売しています。
しかし、Ashardは、Amazon内に公式の直営店（Ashard Travel Goods Store）を構えており、問い合わせには日本語で対応が可能です。
また、購入後1年間の保証（部品交換など）がある点からも、売り逃げするような怪しい業者ではなく、ブランドとして真面目に運営されている企業だと言えます。
「中国ブランド＝粗悪品」というイメージは過去のものになりつつあり、Ashardはその中でもコストパフォーマンスに優れた良心的なブランドです。
どうしても日本製にこだわりたいという方は、関連記事「【プロ厳選】日本製スーツケースおすすめ17選｜長く使える高品質モデルを徹底比較」を参考にしてみてください。
【評判通り！】Ashardスーツケースは買って損はない
「予算1万円台で、機能性に優れたスーツケースを探している」なら、Ashardは間違いなく「買い」です。
ただし、口コミであったように、頻繁な海外渡航や手荒な扱いに対する絶対的な耐久性を最優先する方には、より専門的なブランドの方が安心かもしれません。
しかし、年に数回の国内旅行や出張がメインで「旅の移動時間や待ち時間を、少しでも快適でスマートに過ごしたい」と考える方にとって、Ashardのコスパは魅力です。
フロントオープンで荷物をサッと取り出し、待ち時間にスマホを充電し、ドリンクホルダーにコーヒーを置いて一息つく。
これほど快適な移動体験を、1万円台前半という価格で提供してくれるブランドは、他にはなかなかありません。
スーツケースの予算を賢く抑えた分、旅先での食事をグレードアップしたり、アクティビティを増やしたりして、旅の思い出をより豊かなものにしてみてはいかがでしょうか。
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