「1週間の海外旅行に合うスーツケースは何リットル?」
「大きいと重そう…。軽いものはないのかな」
「種類が多すぎてどれがおすすめなの?」
「大型スーツケースの素材はどれを選べば良いのだろう?」
こんな悩みをお持ちではありませんか。
久しぶりの海外旅行や長期出張は、ワクワクする反面、準備には不安がつきものですよね。
特に、大型のスーツケースは決して安い買い物ではありません。
デザインや価格だけで選んでしまうと「重すぎて移動だけで疲れた」「旅先でキャスターが壊れた」といった最悪の事態になりかねません。
空港や旅先での快適さを左右する相棒選びで、後悔だけはしたくないはずです。
でも安心してください。正しい「基準」と「選び方のコツ」さえ押さえれば、失敗せずにあなたにぴったりの1台が見つかります。
この記事では、大型スーツケース選びで失敗しないためのポイントをわかりやすく解説し、 数ある製品の中からプロの視点で厳選した「本当におすすめできる大型スーツケース10選」をご紹介します。
最後まで読めば、あなたの旅を支える、最高のパートナーが見つかるでしょう。
なお、僕のYouTubeチャンネル「スーツケース研究所」では、実物のスーツケースを触りながら詳しくレビューしています。
比較や感想を交えながら幅広い商品を解説しているので、今回紹介するスーツケース以外の商品も検討したい方はぜひ参考にしてみてください。
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大型スーツケースの基準
「大型スーツケース」を探し始めると、まず「大型って具体的にどのくらいのサイズから?」と疑問に思う方が多いです。
実は、スーツケースのサイズ(大型・中型など)に厳密な業界統一の定義はありません。
しかし、多くのメーカーや販売店では、一般的に容量が80L以上のものを「大型」または「Lサイズ」として扱っているケースがほとんどです。
80L以上の容量があれば、1週間以上の海外旅行や長期出張、留学といった、荷物が多くなるシーンに十分対応できます。
また、家族旅行で数人分の荷物を一つのスーツケースにまとめたい場合にも、この80L以上を目安にするとよいでしょう。
一般的な目安として「1泊=10L」と言われることもありますが、これはあくまで荷物が少ない夏場の話です。
冬場で厚手の衣類が増えたり、お土産をたくさん買ったりする予定なら、目安より少し大きめのサイズを選んだほうが良いかもしれません。
以下の表を目安にしてみてください。
| サイズ | 容量目安 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| SSサイズ | 約20L~30L | ・1泊〜2泊程度 | コインロッカーに収納可能 (20L前後) |
| Sサイズ | 約30L~40L | ・1泊2日~2泊3日程度 | 機内持ち込み可 (但し縦・横・奥行の合計が115㎝以下) |
| Mサイズ | 約50L~70L程度 | ・3泊4日から5泊6日程度 ・家族旅行(1泊2日) | 飛行機利用時は預け入れが必須 |
| Lサイズ | 約80L~100L | ・1週間以上の旅行 ・家族旅行(3泊分) ・留学 | 飛行機利用時は預け入れが必須 |
| LLサイズ | 100Lを超える | ・1週間から10泊以上の海外旅行 ・留学 ・合宿 | 旅行ではLサイズで事足りることが多い |
なお、1回だけの海外旅行、短期留学なら「スーツケースをレンタルする」のも選択肢のひとつです。
動画、【サイズ別で選ぶ】失敗しないスーツケースの選び方で「サイズ選びのポイント」について解説しています。
動画の概要欄に「スーツケースレンタルが最大15%オフになるクーポン」が貼ってあるので、チェックしてみてください。
大型のスーツケースの選び方

大型のスーツケースを選ぶ場合は、小さいサイズを選ぶ場合と、選択の視点が異なります。
機内持ち込みサイズは機能が多いと便利ですが、大型スーツケースはそもそも「預ける」ことが前提なので、機能性はそれほど必要ではありません。
また、内装も細かいポケットなどは無く、「収納特化型」という点が大型スーツケースの特徴です。
大型スーツケースを選ぶのに見るべきポイントは以下の4つです。
- 本体重量について
- 素材について
- 開閉方式
- キャスターの性能
では、ひとつずつ解説していきましょう。
1. 本体重量
本体重量は大型スーツケースを選ぶ際のキーポイントとなります。
というのも「5kgの壁」という言葉があり、5kgを超えるとグッと重く感じてしまうからです。
洋服や日用品を詰めて総重量20kgになった大型スーツケースは、想像以上に重く、持ち上げたり、少し段差がある場所を移動させたりするのも負担になります。
また、飛行機での移動の場合、預け入れが必須ですが、20kgの制限を超えると追加費用がかかる点には注意が必要です。
本体が重くなればなるほど、中身を調整しなければなりません。
大型スーツケースを選ぶにあたっては、5kgを目安に考えましょう。
2. 素材
スーツケースの素材でポピュラーなものは、以下の3つです。
| 素材 | 特徴 | 重さ | 価格 |
|---|---|---|---|
| アルミ | ・非常に頑丈 ・耐久性がある ・光沢がある | 重い | 高い |
| PC樹脂100% | ・十分強い ・弾力がある ・割れにくい | 軽い | アルミより安い |
| 合成樹脂(PC樹脂+ABS樹脂) | ・若干、変形しやすい ・割れやすい | 軽い | PC樹脂100%より安い |
アルミニウムは頑丈な反面、重量があり、価格が高いというデメリットがあります。
一方、PC樹脂100%は、強度の点で、アルミには劣るものの、弾力があり割れにくい素材です。コスパと耐久性のバランスが高く、海外旅行にも国内旅行にも向いています。
また、合成樹脂は、軽くてコストは抑えられますが、変形したり割れたりする場合があります。
しかし、国内旅行で使用する分には、問題ありません。
それぞれの特徴を理解し、選択していきましょう。
3. 開閉方式
スーツケースの開閉方式は、フレーム式・ファスナー式の2種類です。
| 開閉方式 | 特徴 | 重さ | 価格 |
|---|---|---|---|
| フレーム式 | ・強度・防犯性・密閉性・防水性に優れている ・柔軟性に欠ける | 重い | 高い |
| ファスナー式 | ・軽い・柔軟性がある ・強度・防犯性・密閉性・防水性に劣る | 軽い | 価格が抑えられる |
ファスナー式は軽くて、荷物の詰め込みの柔軟性もありますが、一方で、海外でファスナー部分を鋭利なもので破られ、中身を盗難されるリスクがあります。
リキ僕は、そのような被害に遭ったことはないのですが、海外旅行にはフレーム式がおすすめです。
以下の動画、【知らないと後悔】スーツケースはファスナー?フレーム?違いと選び方 では、同じスーツケースFREQUENTER LIEVEのファスナータイプとフレームタイプを比較検討しています。ぜひ、見てください。
4.キャスター
大型スーツケースを購入するにあたって、キャスターに注目する人は少ないかもしれません。
しかし、荷物が重くなればなるほど、キャスターの性能が重要になってきます。
手にかかる負担や体の疲れ度合いは、キャスター次第と言っても過言ではありません。
おすすめは以下の2点です。
- エンドー鞄株式会社のFREQUENTER LIEVE搭載キャスター
- 日乃本錠前社のLisof SILENT RUNリスト
高性能のキャスターなら、重さをそれほど感じずに静かにスムーズに運べるので、必ずこだわるべきポイントです。
動画【神静音】旅のストレス激減!キャスターが静かなスーツケース2選では「FREQUENTER LIEVE」と「日乃本錠前社のLisof SILENT RUN」搭載の「グランマックス」を詳しく紹介しています。
キャスターの重要性が納得できる動画なので、実感してみてください。
大型スーツケースのおすすめ10選


それでは、リキおすすめの大型スーツケース10選を紹介します。
- FREQUENTER LIEVE1-253
- FREQUENTER LIEVE1-531
- innovator INV 750DOR
- TRAVELIST レスト
- LEGEND WALKER 5509
- moln Large
- 無印良品バーを自由に調節できるハードキャリーケース
- Samsonite C-Lite
- LOJEL CUBO Fit Lite
- COLOR YOU plus
では順番に見ていきましょう。
1. FREQUENTER LIEVE1-253


| 商品名 | FREQUENTER LIEVE 1-253 |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦75cm×横49.5cm×幅31.5cm |
| 重さ | 4.4kg |
| 容量 | 98L |
| 開閉方式 | ファスナータイプ |
| カラー | ダークグレー/グレージュ/ミントグリーン/マスタード/ホワイト/ピンク |
| キャスター | 360°自由回転の4輪シングルキャスター(特許取得) |
| 保証期間 | 1年間(動画概要欄から購入すると2年間に延長) |
FREQUENTER(フリクエンター)は、創業200年を超える日本で最も歴史のある鞄メーカー、エンドー鞄株式会社が手掛けたスーツケースです。
この製品の特長は、何と言ってもキャスターの驚異的な性能にあります。
特許を取得したキャスターを採用し、静音性と走行時の振動を70%も削減しているのです。
キャッチコピーの「まるで浮いているかのような静音性」は決して誇張ではありません。



他とは段違いに静かで、まさに「世界一快適」と言えるでしょう。
普通のスーツケースであれば、がたつきやすい点字ブロックの上でも、FREQUENTERなら信じられないほどスムーズに「スイッ」と越えられます。
また、外装には、キズが目立ちにくいザラザラとした加工が施されており、加えて、強度をさらに高めるための凹凸加工も採用されている点が特徴です。
さらに、内装のクオリティーも非常に高く、シンプルながら使いやすさが追求されています。
右側はゴム製のXバンドで荷物を固定し、左側は仕切ファスナーで区切られただけのシンプルな作りとなっており、実用性に優れているのが特徴です。


エンドー鞄では、一つひとつの製品に対し、人の手による検品を3回も実施しているため、初期不良率が極めて低い水準に抑えられています。
これこそが、会社の確かな信頼へとつながっているのです。
また、購入後のアフターケア体制も整っています。高性能キャスターは別売りされており、万が一破損しても自分で簡単に交換が可能です。
社会の変化に対応しながら鞄を作り続けてきた、職人の町・豊岡の底力が、この製品から強く感じられます。
FREQUENTERの高性能キャスターがもたらす快適性は、きっと感動を覚えるレベルに違いありません。
この老舗「エンドー鞄」とFREQUENTERの本気度について、ぜひ以下の動画、【日本の宝】創業200年スーツケースがコスパ最強!本社へ突撃します|エンドー鞄 フリクエンターで、ご確認ください。
2. FREQUENTER LIEVE 1-531


| 商品名 | FREQUENTER LIEVE 1-531 |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦75cm×横50cm×幅31cm |
| 重さ | 5kg |
| 容量 | 90L |
| 開閉方式 | フレーム式ロックタイプ |
| カラー | クリーム/ブラック |
| キャスター | 360°自由回転の4輪シングルキャスター(特許取得) |
| 保証期間 | 1年間 |
続いて紹介するのは、FREQUENTER LIEVE(フリクエンターリエーヴェ)のフレームタイプです。
こちらは、金属のフレームで本体を密閉しているため、耐久性と防犯性が向上しています。
さらに、水分を通しにくいというメリットもあり、海外での急なスコールでも安心です。
もちろん、ブランドの特徴である世界一静かなキャスターを搭載しているので、早朝や深夜の移動も気になりません。
内装は、右側にゴム製Xバンド、左側は仕切ファスナーで区切られただけのシンプルな作りになっていて、丁寧に仕上げられています。


ファスナータイプに比べて、容量が小さいのに、重くなっています。



でもその分、安心感はアップ。旅のタイプによって、判断することになりますね。
以下の記事、「スーツケース「フリクエンター」の人気モデル比較と選ぶ際のポイント」では、FREQUENTERについて深掘りして、紹介しています。ぜひ、読んでみてください。


3. innovator INV 750DOR


| 商品名 | innovator INV 750DOR |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦79.5cm×横42cm×幅35cm |
| 重さ | 5.2kg |
| 容量 | 92L |
| 開閉方式 | ファスナータイプ |
| カラー | ピーチ/チャコールグレー/ライオンズブルー/ブルーシャドー/リアルブラック/シャインブラック/チェリーレッド/マットカーキ/メローピンク/カフェラテ/ストーン/サニーイエロー/サンドベージュ/ダークネイビー/オリーブドラブ/ペールグリーン/スチールグレー/ペールブルー/ディープシー/マッドブラック |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター(日乃本社製) |
| 保証期間 | 2年間 |
innovator(イノベーター)は、北欧のスーツケースブランドです。
スーツケース本体にはスウェーデンの国旗がデザインされており、非常にスタイリッシュな印象を与えます。
さらに、ファスナー部分、持ち手、キャスターのすべてが同色にカラーリングされているため、デザイン性がより一層引き立っているのが特徴です。
見た目は横幅が狭く「シュッと」したスマートな形状ですが、その分、奥行きを持たせることで十分な容量を確保した設計になっています。
大型サイズにもかかわらずフロントオープン設計を採用しており、移動中でも小物の出し入れが楽にできる点も大きな魅力です。
内装を見てみると、仕切りにはファスナー付きポケットが備わっています。
右側には深めのポケットが配置されているほか、フロントオープン部分からファスナーを開けていくと、一番深い本体ポケットにも直接アクセスできるようになっておりとても便利です。


ワンタッチキャスターストップ機能も搭載しています。



動画撮影時よりカラーバリエーションが増えました。ホントおしゃれですよね。
下の動画、【大きい&おしゃれ】コスパ最高!大容量おすすめスーツケース3選【90L超サイズ比較】で、おすすめ大型スーツケース「innovator」「FREQUENTER」「無印良品ハードキャリーケース」を紹介しています。
4. TRAVELIST レスト


| 商品名 | TRAVELIST レスト |
|---|---|
| 素材 | 合成樹脂(PC樹脂+ABS樹脂) |
| サイズ | 縦75cm×横53cm×幅29cm |
| 重さ | 5.6kg |
| 容量 | 92L(拡張により108L) |
| 開閉方式 | ファスナータイプ |
| カラー | マットブラック/マットホワイト |
| キャスター | 360°自由回転の4輪キャスター(日乃本社製) |
| 保証期間 | 1年間 |
TRAVELIST(トラベリスト)は、70年以上の歴史を持つ株式会社協和が展開するブランドです。
協和は、ランドセルやバッグなどを製造販売する、鞄の総合商社として知られています。



最大の特徴は、何と言ってもトップオープンポケット機能です。
同社はこのポケットへのこだわりを強く持っており、特許を取得しています。
この機能はとても便利で、例えば、スーツケースの本体に入れたパーカーのような大きな荷物でも、トップオープンポケットから手を入れ、簡単に取り出せるのです。


これは便利すぎる、まさに「神機能」ですね。
大型スーツケースにこうした便利な機能が付いている製品は少ない中で、このポケットは、旅行中に大いに活躍するでしょう。
外装については、縦に凹凸のリブ加工が施されいるほか、コーナーパッドによってしっかりと補強されています。
一方、内装はXバンド、ファスナーの仕切りを設け、ポケットも豊富でです。
さらに、内装にオレンジ色を採用しているため、中の小物が探しやすいように工夫されているの点も魅力となっています。


キャスターにはワンタッチで操作できるキャスターストップ機能もついているので、電車での移動などは安心ですね。
なお、トラベリストのスーツケースは、全てトップオープン機能がついています。
5. LEGEND WALKER 5509


| 商品名 | LEGEND WALKER 5509 |
|---|---|
| 素材 | 合成樹脂(PC樹脂+ABS樹脂) |
| サイズ | 縦75.5cm×横51cm×幅28cm |
| 重さ | 5.6kg |
| 容量 | 83L |
| 開閉方式 | フレーム式ロックタイプ |
| カラー | シャンパンブロンズ/マットシルバー/アイリスパープル/グラナイトグリーン/シャイニーグラファイト/スプラッシュブルー/ブリリアントホワイト/マットネイビー |
| キャスター | 360°自由回転の4輪キャスター |
| 保証期間 | 1年間 |
<ポチップ挿入>
LEGEND WALKER(レジェンドウォーカー)は、20年以上にわたりスーツケースを中心に旅行用品を製造・販売しているT&S社が手掛けるブランドです。
同社は、1万円から8万円台以上の幅広い価格帯のスーツケースやトラベルグッズを取り扱っています。
中でも、LEGEND WALKER 5509は、コストパフォーマンスに優れたフレームタイプのスーツケースです。
防犯性が高く、海外旅行にも安心して持って行けるよう工夫が施されています。
外装には光沢感があり、とても1万円台で手に入る製品には見えません。
凹凸加工やコーナーのアルミパッドはデザイン性が高いだけでなく、高級感を演出しながら、同時に本体の強度も高めています。
内装は、右側に荷崩れを防ぐXバンドが設けられ、左側にはメッシュ素材のポケットが機能的に配置されシンプルで使いやすいのが特徴です。


リーズナブルなので、取りあえず1本持っておきたいと思っている方におすすめです。
以下の動画、【予算10万で選ぶ】海外旅行おすすめスーツケース5選では、「LEGEND WALKER」「FREQUENTER LIEVE 」「innovator」「Samsonite C-LITE」「LOJEL CUBO」をレビューしています。
6. moln Large


| 商品名 | moln Large |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦76.5cm×横43cm×幅38cm |
| 重さ | 5.3kg |
| 容量 | 92L |
| 開閉方式 | ファスナータイプ |
| カラー | アンバー/モス/オブシディアン/ストーン/テラコッタ/チャコール/ |
| キャスター | 360°自由回転の4輪キャスター(日乃本社製) |
| 保証期間 | 2年間 |
moln(モルン)のコンセプトは「鞄のようなスーツケース」です。
合皮レザーで作られた、唯一無二のデザイン性が最も際立っています。
カラー展開も「自然」から着想を得たネーミングで、温かみが感じられますね。
リブ加工の凹凸やコーナーパッドもないため、見た目はまさに上質な鞄そのものに仕上がっています。
内装は左右ともファスナーで仕切られており、生地の質感も良く、縫製も非常に丁寧です。
仕切りの両面がポケットになっていたり、目隠し用のポケットや小さいポケットが多数配置されていたりと、細部にまで配慮が行き届いています。


デザイン性に加えて、高い品質を維持するために厳しい耐久テストを実施している点も、信頼できるおすすめポイントです。
以下の記事、デザイン性抜群「moln」スーツケース|実店舗レビュー&口コミを解説でmolnについて解説しているので、気になる方は見てみてください。


7. 無印良品 バーを自由に調節できるハードキャリーケース


| 商品名 | バーを自由に調節できるハードキャリーケース |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100% |
| サイズ | 縦77cm×横52cm×幅29cm |
| 重さ | 5.1kg |
| 容量 | 105L |
| 開閉方式 | ファスナータイプ |
| カラー | グレー/ブラック/ベージュ |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター |
| 保証期間 | 2年間 |
無印良品から販売されているこのスーツケースは、シンプルで飽きのこないデザインが魅力です。
その上、使いやすさも抜群で、家族旅行、出張、留学、帰省、引越しなど、あらゆるシチュエーションで活躍する汎用性の高い大型モデルとなっています。
さらに、環境への配慮として、外装を二層構造とし、下層部にはリサイクルされた再生PC樹脂を使用している点も特徴です。
内装は、右側に荷崩れを防ぐひも製Xバンド、仕切り部分には細かなものの整理に便利なメッシュ素材のポケットが2つ付いており、パッキングをしっかりサポートしてくれます。


移動時にも役立つ機能も充実しています。
例えば、ワンタッチキャスターロック機能を搭載しており、ボタン一つでキャスターのロック・解除が可能です。
これにより、電車内などでの不意な動きを防止できます。
さらに、持ち手のハンドルは1cm間隔で細かく調整できるため、使う人の身長や持ち方に合わせて最適な高さに設定が可能です。
8. Samsonite C-Lite


| 商品名 | Samsonite C-LITE |
|---|---|
| 素材 | カーヴ素材 |
| サイズ | 縦81cm×横55cm×幅34cm |
| 重さ | 3.1kg |
| 容量 | 123L |
| 開閉方式 | ファスナータイプ |
| カラー | ブラック/チリレッド/ミッドナイトブルー/オフホワイト/アルミニウム |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター |
| 保証期間 | 条件付き10年 |
<ポチップ挿入>
Samsonite(サムソナイト)のC-LITEは、軽さを強みにしています。
貝殻を思わせるスタイリッシュな凹凸加工が特徴で、一目見ただけで「Samsonite」だとわかるのが特徴です。
この誰にでも分かるデザイン性の高さが、人気を集める大きな理由の一つとなっています。
「軽さ」を実現しているのは、特殊なカーヴ素材というものです。
これは、ポリプロピレンを特許技術で加工した素材であり、軽量なだけでなく、外部からの衝撃耐性に優れているという特性があります。
このサイズでありながら、軽量なのはありがたいですね。


内装はシンプルで、右側には荷崩れ防止のXバンド、左側にはファスナーの仕切りがついています。
また、中央に細いポケットもついており、小物を収納するのに役立ちます。
軽量化を最優先するため、内装にはあえて裏地を貼らず、ボディ素材がそのまま見える仕様になっているのも特徴です。
9. LOJEL CUBO Fit Lite


| 商品名 | LOJEL CUBO Fit Lite |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂(リサイクル50%+バージン50%) |
| サイズ | 縦69cm×横44cm×幅35cm |
| 重さ | 4.4kg |
| 容量 | 86L(拡張により98L) |
| 開閉方式 | ファスナータイプ |
| カラー | ゴールデンオーカー/カクタス/ストーンブルー/バーントシエナ/ローズ/リネン/ウォームグレー/ブラック/バーガンディ |
| キャスター | 360°自由回転の4輪ダブルキャスター |
| 保証期間 | 10年 |
LOJEL(ロジェール)は、1989年に中国人の企業家によって日本で設立されたトラベルブランドです。
製品の設計思想が日本人のニーズに合致しており、非常に使い勝手が良いと評価されています。
このブランドの最大の特徴は、フラットトップオープニングという独特の開け方です。
フロントポケットのように見えるファスナーを開けると、そのまま本体につながる構造になっています。


フタ部分には大小のポケットが配置されているほか、本体の深いポケットには小分けポーチを本棚のように縦に入れられるなど、便利な装備が多いです。
また、外装素材にはリサイクルポリカーボネートを半分使用するなど、環境への配慮もなされています。


もう一つの大きな特徴は、ファスナー部分に刃物を通さない工夫がされていることです。
強度を高くするため、丈夫な硬いファスナーが採用され、ファスナーを支える布地部分は独自の織り糸で作られています。



ちなみに、僕はLOJEL CUBO Mediumを愛用していますよ。
10. MAIMO COLOR YOU plus


| 商品名 | MAIMO COLOR YOU plus |
|---|---|
| 素材 | PC樹脂100%(フロントパネル:合成皮革) |
| サイズ | 縦75cm×横50cm×幅30cm |
| 重さ | 4.6kg |
| 容量 | 95L |
| 開閉方式 | ファスナータイプ |
| カラー | ディープブラック/ライトベージュ/ネイビーブルー/シックレッド |
| キャスター | 360°自由回転の4輪キャスター(日乃本社製) |
| 保証期間 | 1年間 |
MAIMO(マイモ)は、2022年に東京銀座で誕生した新しい日本のトラベルブランドです。
外装は、縦に2本のラインが入っているだけの、シンプルでスタイリッシュなデザインとなっています。
凹凸のリブ加工がない洗練された外見で、表面は光沢感を消したマットな質感で統一されているのが特徴です。
キャリーバーは1cm単位で調整可能となっており、持ちやすいハンドルが付いています。
MAIMOを購入して最も驚くのは、スペアのキャスターと交換用レンチが付属することです。


自分で簡単に交換できるので、旅先でキャスターに不具合があっても安心ですね。
さらに、旅行後にキャスターの洗浄も可能となっており、メンテナンスしながら長く愛用できるでしょう。
もちろん、キャスターにはストッパーも搭載されています。
キャスターの交換や手入れをしながら、大切に使い続けたいと考える人に、ぜひおすすめしたい1本です。


内装は、Xバンドに加え、仕切り両面にメッシュポケットや不透明素材のポケットが付いており、非常に使い勝手が良い設計です。
これらの随所に、「長く使ってください」という会社の「スーツケース愛」が強く込められています。
【利用シーン別】おすすめの大型スーツケース


一口に大型スーツケースと言っても利用シーンや優先度は様々です。
利用シーン別に以下の3つを紹介します。
- 10日間以上の海外長期旅行・留学におすすめ
- 家族4人での旅行(5泊~7泊)に最適
- おしゃれなデザインでSNS映え
ひとつずつ、見ていきましょう。
10日間以上の海外長期旅行・留学におすすめ
海外へ渡航する際は、まずスーツケースの破損や盗難対策をする必要があります。
ファスナータイプよりも、防犯性に優れているフレームタイプのほうがよいでしょう。
具体的には「FREQUENTER LIEVE1-531」や「LEGEND WALKER 5509」などがおすすめです。
また、ファスナータイプなら防犯性を高めた「LOJEL CUBO Fit Lite」を選ぶと、パッキングの柔軟性も高まります。
ファスナー部分が非常に強く、刃物を通さない仕様になっているため、一般的なファスナータイプよりも安心です。
家族4人での旅行(5泊~7泊)に最適
家族4人(5泊〜7泊程度)での旅行には、スムーズに移動できる高性能なキャスターを搭載したものや、すぐに必要な小物を取り出せるポケットがあるものが最適です。
例えば、「FREQUENTER LIEVE1-253」のように、高性能キャスターを搭載したモデルが良いでしょう。
これなら、お子様と手をつなぎながらでも、スムーズに移動でき、ストレスなく快適な旅行を楽しめます。
また、通常大型スーツケースに便利な機能はあまり付いていませんが「TRAVELIST レスト」はトップオープン機能がついており、とても便利です。
電車内などで、お子様の物もサッと取り出せる使い勝手の良さがあります。
おしゃれなデザインでSNS映え
おしゃれなデザインのスーツケースが欲しいという方には、「innovator」や「moln」」がおすすめです。
際立つデザイン性がSNS映えします。
例えば「innovator INV 750DOR」は、洗練されたデザインが特徴です。
スウェーデン国旗の意匠と光沢感が相まって、遠方からでも一目でわかります。
貝殻の形をした「Samsonite C-Lite」も、目をひくでしょう。
また、innovatorとは対照的で、上質なデザイン性を追求しているのが 「moln Large 」です。
革鞄を彷彿とさせる丁寧な造作は目に止まるものがあります。存在感があり、SNS映えすること間違いありません。
大型のスーツケースによくある質問


- ハードタイプとソフトタイプはどっちがいい?
-
旅のスタイルや何を重視するかで変わります。
ハードタイプは、PC樹脂製などが主流で、頑丈さ・防犯性・耐水性に優れているのが特徴です。
衝撃から荷物をしっかり守りたい方、割れ物を買う方に向いています。
一方、ソフトタイプは、ナイロン製などが多く、軽量で柔軟性があるのが特徴です。
外側ポケットの利便性や、荷物が多少増えても融通が利きます。
「荷物の保護」を最優先するならハード、「軽さや収納の利便性」を重視するならソフト、という視点で選ぶとよいでしょう。
- 飛行機での預け荷物の制限を超えないためのポイントは?
-
預け荷物の制限(通常、重量20kg、3辺の合計158cm以内)を超えないためには、本体重量が軽いモデルを選ぶことと、事前に重量を測ることがポイントです。
制限を超えると追加料金がかかってしまうので注意しましょう。
- 飛行機での預け入れ時に破損を防ぐための対策は?
-
まず、耐久性とセキュリティの高いモデルを選ぶことが、荷物を守るための最善策につなります。
次に、パッキングを工夫することでスーツケース内の割れ物を守ることも大切です。
例えば、衣類やタオルなどで精密機器などの割れ物を包むとか、隙間をなくすようにパッキングすることで、衝撃によるダメージを防げます。
最高のパートナーを見つけよう!


大型スーツケースは、ただ荷物を運ぶだけの「箱」ではありません。
空港での長い移動、石畳の道、預け荷物としての衝撃など、旅のあらゆるストレスを引き受け、あなたの大切な荷物を守り抜く「相棒」です。
価格やデザインだけで決めてしまい、旅先でキャスターが壊れたり、重すぎて移動が苦痛になったりしては、せっかくの旅行も台無しになりかねません。
大切なのは、自分の旅のスタイルに合わせて「軽さ」「丈夫さ」「走行性」といった、スーツケースに何を一番求めるのか、優先順位を明確にすることです。
大型スーツケースは、思い出に残る旅の重要なパートナーと言っても過言ではありません。
ぜひ、本記事や紹介したYouTube動画を参考に、ピッタリの一品を見つけ出し、ステキな旅にお出かけください。


















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