修学旅行におすすめのスーツケース7選｜後悔しない選び方とトラブル対策

「修学旅行に最適なスーツケースのサイズって…？」
「2泊3日ならSサイズ？それとも大は小を兼ねるでMサイズ？」
「そもそも修学旅行のために買うべきなの？」

お子さんの一大イベントである修学旅行が近づくにつれ、このようにスーツケース選びに悩む方は多いです。

サイズや機能、デザイン、予算など、考えるべきことが多すぎて、どれを選べば正解なのか分からなくなってしまいますよね。

せっかく購入するなら修学旅行で使うだけでなく、帰ってきてからも家族で使えるスーツケースを選びたいという方も多いでしょう。

自宅に50本以上のスーツケースを保有している僕が、修学旅行に最適なスーツケースのサイズ選びから、後悔しないためのポイントを紹介します。

さらに、中高生に人気のおすすめモデル7選、さらにはレンタルと購入はどちらが得なのかまでわかりやすく解説しました。

最後まで読めば、お子さんも親御さんも納得できる、最高のスーツケースが必ず見つかります。

なお、僕のYouTubeチャンネル「スーツケース研究所」では、実物のスーツケースを触りながら詳しくレビューしています。

比較や感想を交えながら幅広い商品を解説しているので、今回紹介するスーツケース以外の商品も検討したい方はぜひ参考にしてみてください。

修学旅行のスーツケースサイズは泊数と容量で選ぶ

スーツケースのサイズ選びで最も重要なのは、旅行の泊数に合った容量を選ぶことです。

大きすぎても小さすぎても、旅行中のストレスの原因になりかねません。

ここでは、修学旅行の一般的な日数に合わせた最適なスーツケースのサイズを解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2泊3日の目安は30L〜40L

2泊3日の修学旅行であれば、容量30L〜40L程度のSサイズのスーツケースが最適です。

一般的に、スーツケースの容量は「1泊あたり10L」が目安とされています。

この基準で考えると、2泊3日なら最低でも30Lが必要という計算になります。

しかし、実際には着替えだけでなく、お土産や部活の道具など、荷物が増える可能性も考慮しなければなりません。

特に帰りは荷物がかさばりがちなので、少し余裕を持たせた40L程度の容量があると安心です。

逆に、必要以上に大きすぎるスーツケースは、新幹線やバスの荷物棚で場所を取ってしまったり、ホテルの部屋で邪魔になったりします。

団体行動が基本の修学旅行では、コンパクトで扱いやすいサイズを選ぶことが、本人にとっても周りの人にとっても快適な旅につながるでしょう。

3泊4日〜4泊5日は45L〜60L

旅行日数が3泊4日や4泊5日と長くなる場合は、45L〜60L程度のスーツケースを選ぶのが一般的です。

2泊3日用のサイズでは、増える着替えや洗面用具などを収納するには容量が足りなくなる可能性があります。

さらに、現地で購入するお土産のスペースも考えると、60L程度の容量があると余裕を持ってパッキングできます。

特に女子生徒の場合は、ヘアアイロンや多めのスキンケア用品など、男子生徒よりも荷物が多くなる場合が多いです。

荷造りが苦手な場合や、あれこれ持っていきたいといった場合も、少し大きめを選んでおくと「荷物が入らない」という心配がなくなります。

修学旅行後の家族旅行など、将来的な使い道も視野に入れて選ぶと良いでしょう。

新幹線や飛行機の持ち込みルールとサイズ規定

修学旅行の移動手段として新幹線や飛行機を利用する場合、スーツケースの持ち込みにはそれぞれ異なるルールやサイズ規定があります。

これらのルールを事前に把握しておけば、スムーズな移動が可能となり、余計なトラブルを避けられるでしょう。

それぞれの詳細を確認していきましょう。

新幹線の持ち込みルール

新幹線での移動では、座席の上の荷物棚に乗せられるサイズや、足元に無理なく置けるサイズが選び方の基準となります。

特に修学旅行のような団体行動では、周囲への配慮も欠かせません。

大きすぎる荷物は通路を塞いだり、他の乗客の迷惑になったりする可能性もあるので注意が必要です。

無料手荷物の基本サイズ

新幹線に無料で持ち込める手荷物は、サイズと重さ、個数に規定があります。

基本的なルールは以下の通りです。

身の回り品（ハンドバッグや傘など）は、この個数には含まれません。

一般的な修学旅行で使うスーツケースであれば、このサイズや重さを超える心配はほとんどないでしょう。

荷物棚の目安

座席上部にある荷物棚へスムーズに乗せられるのは、一般的に「3辺の合計が160cm以下」かつ「高さ・奥行きが30cm前後」とされています。

 これ以上大きくなると、棚からはみ出して落下する危険性があるため、乗務員から別の場所へ置くよう指示される可能性が高いです。

修学旅行でよく使われる2泊3日用のSサイズ（容量30L〜40L程度）であれば、3辺の合計はだいたい115cm〜130cm程度に収まります。

そのため、基本的には問題なく荷物棚へ収納できると考えてよいでしょう。

ただし、お土産を買いすぎて拡張機能でマチを広げた場合などは、サイズが変わることもあるので気をつけてください。

「特大荷物」の持ち込み

注意が必要なのが、3辺の合計が160cmを超える「特大荷物」です。

東海道・山陽・九州・西九州新幹線では、このサイズの荷物を持ち込む場合、事前に「特大荷物スペースつき座席」を予約しなければなりません。

もし予約せずに特大荷物を持ち込むと、車内で手数料として1,000円（税込）を支払う必要があり、混雑状況によっては持ち込み自体を断られるケースもあります。

修学旅行で使うスーツケースがこのサイズを超えることは稀ですが、念のため覚えておくと良いでしょう。

飛行機（国内線）の持ち込みルールとサイズ規定

修学旅行で飛行機を利用する際、スーツケースの持ち込み方法は大きく分けて2種類あります。

ひとつは「機内持ち込み手荷物」として座席まで持っていく方法、もうひつは「受託手荷物（預け入れ）」として航空会社に預ける方法です。

それぞれサイズや重さの規定が異なるので、事前に把握しておきましょう。

種類	3辺の合計	重さ
機内持ち込み	115cm以内	10kg以内
受託手荷物	203cm以内	20kgまで無料

これらの規定を参考に、自分のスーツケースがどちらに該当するか確認してみてください。

機内持ち込み手荷物（キャリーケースなど）

「機内持ち込み手荷物」とは、保安検査場を通過して座席まで持ち込み、頭上の収納棚に保管する荷物のことです。

 100席以上の飛行機における一般的な規定は「3辺の合計が115cm以内」かつ「各辺が55cm × 40cm × 25cm以内（キャスターや持ち手を含む）」とされています。

重さは10kg以内が上限ですが、LCC（格安航空会社）を利用する場合は7kgまでと厳しい制限がある場合も多いので注意してください。

到着後に荷物が出てくるのを待つ必要がなく、すぐに移動を開始できるため、スケジュールのタイトな修学旅行には最も適したサイズだと言えるでしょう。

なお、機内持ち込みの詳しいルールや持ち込み可能なスーツケースは、関連記事「【予算別】機内持ち込みスーツケースおすすめ19選｜失敗しない選び方と航空会社別ルール」を参考にしてみてください。

受託手荷物（預け入れ）

「受託手荷物」とは、チェックインカウンターで航空会社に預け、目的地の空港で受け取る荷物のことです。 

多くの航空会社では「3辺の合計が203cm以内」であれば預けられます。

重さについては、JALやANAなどの大手航空会社なら「20kgまで無料」ですが、それを超えると追加料金が発生するので注意が必要です。

到着空港で荷物を受け取るまでに時間がかかるため、団体行動がメインの修学旅行では、できるだけ機内持ち込みサイズに収めましょう。

ただし、液体物など機内に持ち込めないお土産を買った場合は、預け入れにする必要があります。 

学校側から「全員預け入れにするように」などの指示が出ることもあるため、しおりの確認をしておいてください。

「大きすぎた」と後悔しないための注意点

修学旅行のスーツケース選びでは、「大きすぎる」という失敗が意外と多くあります。

良かれと思って大きめのサイズを選んだ結果、かえって「邪魔になる」といったケースも多いです。

ここでは、そんな後悔をしないための3つの注意点を解説します。

これらのポイントを押さえて、最適なスーツケースを選びましょう。

なお、動画「【サイズ別で選ぶ】失敗しないスーツケースの選び方」で、S・M・Lサイズの目安や選び方を詳しく解説しているので、見てみてください。

「大は小を兼ねる」は避ける

修学旅行に関しては「今回の旅程にジャストサイズのものを選ぶ」のが正解です。

将来の留学や家族旅行でも使えるようにと、大きなサイズ（60L以上など）を選んでおきたいと思うかもしれません。

しかし、必要以上に大きなサイズを選んでしまうと、現地のコインロッカーに入らなかったり、狭いホテルで広げる場所がなかったりと、思わぬ不便を強いられる可能性があります。

また、バスや新幹線での移動時に通路を塞いでしまい、友人に迷惑をかけてしまうかもしれません。

機内持ち込み可能サイズ（Sサイズ・30L〜40L程度）のスーツケースであれば、ほぼすべての交通機関でスムーズに移動でき、新幹線で棚に乗せる際にも困ることが少ないです。 

移動手段のサイズ規定をクリアする

失敗しないサイズ選びのためには、利用する移動手段のルールを基準

するのが最も確実な方法です。 

飛行機を利用する行程であれば「機内持ち込みサイズ」を最優先に選ぶとよいでしょう。

荷物を預ける手間が省けるだけでなく、到着後にターンテーブルで荷物を待つ必要がないため、限られた時間を有効に使えます。

また、新幹線移動がメインの場合は、座席上の荷物棚に収まるサイズを意識しましょう。

足元に大きな荷物を置くと窮屈でリラックスできない上、特大荷物の予約が必要なサイズだと手続きも煩雑になります。

学校から配られたしおりを確認し、どの交通機関を使うのかを把握した上で、ストレスなく持ち運べるサイズを選ぶようにしましょう。

「機内持ち込みできるスーツケースのおすすめが知りたい」という方は、動画「【コスパ最強】機内持ち込みスーツケースおすすめ５選」を参考にしてみてください。

僕が、厳選して選んでいます。

「軽さ」と「扱いやすさ」を重視する

修学旅行用のスーツケースを選ぶにあたって、「軽さ」と「扱いやすさ」は重要な要素です。

スーツケース本体が重いと、荷物を詰めていない状態でも持ち運びが大きな負担となり、移動中に疲れてしまう原因になりかねません。

特に、ホテル内での移動はもちろん、階段の上り下りや乗り換えの多い場所での移動を考慮すると、軽量であることは必須条件と言えるでしょう。

そのため、選ぶ際にはPC素材などの軽量モデルを積極的に検討してみてください。 

軽さと耐久性を両立したモデルであれば、女性や小柄な方でも扱いやすく、移動中の疲労を大幅に軽減できるはずです。

「とにかく軽さが一番」という方には、日本一の軽さを誇るFREQUENTER AURA（フリクエンター アウラ）がおすすめです。

気になる方は、動画「【スーツケースが1.7kg】軽すぎキャリー！コスパ最強「フリクエンター アウラ」」をご覧ください

修学旅行におすすめのスーツケース7選【中学生・高校生向け】

中学生や高校生の修学旅行に最適なスーツケースを選ぶことは、快適な旅をサポートする上で非常に重要です。

ここでは、機能性やデザイン、耐久性を兼ね備え、特におすすめしたいスーツケースを7つ紹介します。

修学旅行は一生の思い出に残るイベントなので、移動のストレスを減らせるモデルを選びましょう。

1.FREQUENTER LIEVE 250

商品名	FREQUENTER LIEVE（フリクエンター リエーヴェ）250
素材	PC樹脂100％
サイズ	縦55cm×横35cm×奥行23m
重さ	2.7kg
容量	33L
キャスター	360°回転シングルキャスター
カラー	ダークグレー/グレージュ/ミントグリーン
保証期間	1年（スーツケース研修所からの購入なら2年）

修学旅行で特に気にすべきはキャスター音です。

集団行動のため、キャスターのガラガラ音が大きすぎると周りに迷惑をかけてしまいます。

この「ガラガラ音」を気にしたくないという方におすすめしたいのが「FREQUENTER LIEVE（フリクエンター リエーベ）250」です。

このスーツケースの最大の特徴は、なんといってもその圧倒的な静音性にあります。

特許を取得している特殊構造のキャスターは「世界一静か」とも称されるほど。

走行音を抑えるだけでなく、地面からの振動を約70%もカットしてくれるため、手首への負担が少なく、長時間の移動でも疲れにくいのが嬉しいポイントです。

早朝の集合や夜間の移動でも、周囲に気を使う必要がありません。

万が一キャスターが消耗しても、別売りのキットで簡単に自分で交換できるため、長く愛用できます。

マットな質感で傷が目立ちにくく、落ち着いた色から可愛らしい色まで揃っているので、男女問わず選びやすいでしょう。

内装も老舗メーカーならではの丁寧な作りで、荷崩れを防ぐゴム製のXバンドや、中身が見やすいメッシュポケットなど、パッキングをしっかりサポートしてくれます。

静かでスムーズな移動を最優先したい方や、修学旅行後も長く大切に使えるスーツケースを探している方に最適な一台です。

FREQUENTER LIEVE254は、動画「【3万円で圧勝】静かさランキング１位！スーツケース『フリクエンター』ガチおすすめ」で実際の静かさを検証しているので、ぜひ見てみてください。

2.TRAVELIST FIRST

商品名	TRAVELIST FIRST（トラベリスト ファースト）
素材	合成樹脂（ABS+PC樹脂）
サイズ	縦53cm×横37cm×奥行25m
重さ	3.8kg
容量	35L（機能拡張で43L）
キャスター	360°回転ダブルキャスター（ロック機能付き）
カラー	ブラック/グレイッシュブルー/グレー/グレイッシュグリーン/モカ/アイボリー
保証期間	3年

「こんな機能があったら便利なのに」をすべて詰め込んだ、まさに「かゆいところに手が届く」スーツケースが、この「トラベリストファースト」です。

70年以上もランドセルを作り続けてきた老舗メーカー「協和」が、学生の修学旅行を徹底的に考えて開発した一台で、その多機能性は他の追随を許しません。

移動中にガイドブックや飲み物を取り出したい時、両手がふさがっていても指一本で瞬時にアクセスできるため、非常に便利です。

背面にはドリンクホルダー、ハンドル部分にはスマホスタンドがあります。

側面にはお土産袋を掛けられる荷物フックまで装備しており、新幹線やバスでの待ち時間を快適に過ごす工夫が満載です。

側面のファスナーを開けば容量が約8Lアップする拡張機能も付いているので、帰りに荷物が増えても安心です。

また、移動中のストレスを軽減する機能も充実しています。

日本のメーカー「HINOMOTO」製の静音キャスター「Lisofサイレントラン」を採用し、静かで滑らかな走行を実現。

側面のスイッチで前輪だけをロックできるキャスターロックは、電車内でスーツケースが転がっていくのを防ぎつつ、ロックしたまま後輪で移動させることも可能な優れものです。

このトップオープンは、奥まで手が入るので、立てたままで底のものが取れるようになっています。

整理整頓が苦手な学生や、こまめに荷物を出し入れしたい方にぴったりの一本と言えるでしょう。

3.Oltimo

商品名	Oltimo（オルティモ）
素材	合成樹脂（ABS+PC樹脂）
サイズ	縦55cm×横34.5cm×奥行24.5m
重さ	3.1kg
容量	37L
キャスター	360°回転ダブルキャスター（ロック機能付き）
カラー	アクアマリン/マスタード/ネイビー/ウォームグレー/インクブラック
保証期間	1年

「友達とはちょっと違う、おしゃれなスーツケースが欲しい」という女子学生に絶大な人気を誇るのが「Oltimo（オルティモ）」です。

ポップで可愛らしいデザインと、女性に嬉しい機能性が両立されています。

上部だけをサッと開ける「トップオープン」と、全体を大きく開ける「フロントオープン」を使い分けられます。

移動中にチケットを取り出したい時も、ホテルで荷物を整理する時も、この機能が大活躍するでしょう。

フロントポケット内にはタブレット専用の収納スペースもあり、学校の端末を持ち運ぶのにも便利です。

デザインは、丸みを帯びたフォルムと、写真映えする「くすみカラー」が特徴となっています。

キャスターは日本メーカー「HINOMOTO」製の静音キャスターを採用し、走行も静かでスムーズです。

電車やバスで転がらないように固定できるキャスターストッパーも付いており、移動中のストレスを軽減してくれます。

デザイン性と機能性を兼ね備え、修学旅行をより楽しく、快適にしてくれる一本です。

4.MAIMO COLOR YOU PLUS

商品名	MAIMO COLOR YOU PLUS（マイモ カラー ユー プラス）
素材	PC樹脂100％
サイズ	縦54cm×横34.5cm×奥行24.5m
重さ	3.1kg
容量	36L
キャスター	360°回転ダブルキャスター（ロック機能付き）
カラー	ディープブラック/ライトベージュ/ネイビーブルー/シックレッド
保証期間	1年

「おしゃれなデザイン」「便利な機能」「万が一の時の安心感」を、1万円台という手頃な価格で実現した、非常にコストパフォーマンスの高いスーツケースが「MAIMO COLOR YOU PLUS」です。

修学旅行で必要な要素がバランス良く詰まっています。

旅行中に最も壊れやすいパーツであるキャスターのスペアが1個付属しており、もしもの時は付属の工具を使って自分自身で簡単に交換できます。

旅行先での突然のトラブルにも対応できる安心感は、大きな魅力と言えるでしょう。

キャスター自体も日本メーカー「HINOMOTO」製の静音モデル「Lisofサイレントラン」を採用しているので、走行音は静かです。

さらに、通常より一回り大きい55mmのキャスターとなっており、点字ブロックなどの段差もスムーズに乗り越えられます。

さらにデザインは、無駄を削ぎ落としたスタイリッシュなマットボディです。

素材には高級スーツケースにも使われる軽量で頑丈な「ポリカーボネート100%」を使用しており、安っぽさを感じさせません。

また、本体側面にはUSBポートを搭載。手持ちのモバイルバッテリーを内側から接続しておけば、スーツケースを開けずにスマートフォンを充電できるため、地図アプリやカメラを多用する学生にとって心強い機能です。

おしゃれと機能、そして安心感を高いレベルで両立させたい方に最適な、修学旅行の頼れる相棒となるでしょう。

5.New Trip NT-L0201

商品名	New Trip（ニュートリップ） NT-L0201
素材	合成樹脂（ABS+PC樹脂）
サイズ	縦55cm×横36cm×奥行23m
重さ	3kg
容量	36L
キャスター	360°回転ダブルキャスター（ロック機能付き）
カラー	アイボリー/ミッドナイトグリーン/ミッドナイトパープル/オートミールグレー/シャンパンゴールド/シルバー/ブラック/グリーン/ワインレッド/イエロー/ピンク/ブルー
保証期間	1年

「修学旅行のために高いスーツケースは必要ない。でも、すぐに壊れてしまうような安物は絶対に嫌だ」

そんな親御さんと学生の願いを叶えてくれるのが、「New Trip NT-L0201」です。

セール時などには1万円を切る価格でありながら、その品質と機能は価格以上。

このスーツケースの最大の魅力は、荷物が増えがちな修学旅行に最適な「拡張機能」です。

側面のファスナーを開けるだけでマチが約5cm広がり、容量を40Lから49Lへ増やせます。

行きはコンパクトな機内持ち込みサイズで移動し、帰りはお土産をたっぷり詰め込んで帰ってくる、といった柔軟な使い方が可能です。

また、安価なモデルながら耐久性への配慮も十分になされています。

表面は傷が目立ちにくいザラザラとしたエンボス加工が施され、壊れやすいファスナーは信頼性の高い「YKK」製なので安心です。

さらに、衝撃を受けやすい四隅もしっかりとコーナーパッドで補強されています。

内装は、荷造りが苦手な学生を助けるゴム製のXバンドや、下着などを隠せるプライバシーポケットが付いており、初めてのスーツケースでも扱いやすいように工夫されています。

予算を抑えつつも、安心して使えるしっかりとした一台を探している方に、自信を持っておすすめできるモデルです。

6.innovator INV50

商品名	innovator（イノベーター） INV50
素材	PC樹脂100％
サイズ	縦55cm×横35cm×奥行25m
重さ	3.3kg
容量	38L
キャスター	360°回転ダブルキャスター
カラー	シェードブルー/ココア/ピーチ/チャコールグレー/ライオンズブルー/ブルーシャドウ/シャインブラック/リアルブラック/チェリーレッド/マットカーキ/メローピンク/カフェラテ/ストーン/ダークネイビー/オリーブドラブ/サニーイエロー/マッドブラック/サンドベージュ/ペールグリーン/ペールブルー/ディープシー/スチールグレー
保証期間	2年

「せっかくの修学旅行だから、写真に撮っても可愛いスーツケースがいい」というおしゃれな学生に人気なのが、スウェーデン発のブランド「innovator（イノベーター）」です。

ボディに描かれたスウェーデンの国旗を模したクロス（十字）のデザインは、一目でイノベーターだと分かるのが特徴的です。

パステルカラーや「エモい」色合いなど、最大25色以上という圧倒的なカラーバリエーションも魅力で、「友達と被りたくない」「自分の推し色を選びたい」という願いを叶えてくれます。

デザインだけでなく機能性も豊富です。

前面が大きく開くフロントオープンポケットは、移動中にガイドブックや筆記用具をサッと取り出せます。

さらに、側面のスイッチひとつで車輪を固定できるキャスターロック機能は、スーツケースが勝手に転がっていくのを防いでくれるので、新幹線やバスの車内でも安心です。

内装は、荷物を整理しやすい3ルーム構造になっています。

フロントポケット内のファスナーを開けると、スーツケースを全開にしなくても奥のメイン収納に直接アクセスできるので便利です。

狭いホテルの部屋でも立てたまま荷物の出し入れが可能なのは嬉しいですね。

キャスターには、日本メーカー「HINOMOTO」製の静音キャスター「Lisofサイレントラン」を採用しており、静かで滑らかに走行します。

写真映えも、移動中の快適さも、どちらも妥協したくない学生に最適な一本です。

7.C.jutro

商品名	C.jutro（ユトロ）
素材	合成樹脂（ABS+PC樹脂）
サイズ	縦55.5cm×横35.5cm×奥行24m
重さ	3.4kg
容量	40L
キャスター	360°回転ダブルキャスター（ロック機能付き）
カラー	ブラック/シルバー
保証期間	1年

「イノベーターみたいな、おしゃれでスタイリッシュなスーツケースが欲しいけど、予算はちょっと…」。

そんな学生にぴったりなのが、この「C.jutro（ユトロ）」です。

最大の特徴は、角がカクっとしたスクエア型のデザインで「イノベーター」を彷彿とさせる洗練された見た目は、修学旅行の写真でも一際映えるでしょう。

開閉はファスナーではなく、カチャっと開けるフレームタイプで、少し大人びた雰囲気を演出しつつ、防犯性も高めています。

さらに、ハンドル部分にはスマホを置けるスタンドが、側面にはお土産袋を掛けられるフックが付いており、移動中の待ち時間も快適です。

内装には、化粧水などの液体を入れても安心な「液漏れ防止ポケット」がついています。

万が一、中身が漏れても他の荷物を汚さずに済むので、女子学生には特に嬉しいでしょう。

また、本体が四角いためデッドスペースが生まれにくく、荷物をきっちり詰めたい几帳面な人にもピッタリです。

足回りには、通常より大きい55mmのキャスターを採用し、段差のある道でもスムーズに走行します。

もちろん、電車やバスで転がらないように固定できるキャスターストッパーも搭載しています。

おしゃれなデザインと実用的な機能を、手頃な価格で両立させたい学生におすすめの一本です。

なお、C.jutroのスーツケースが気になる方は、関連記事「ユトロのスーツケースの評判からわかるメリットや向いている人を検証」で紹介しています。ぜひ、読んでみてください。

C.jutro

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修学旅行用のスーツケースで重視すべき機能

デザインや価格も大切ですが、実際に旅行に行ってみて「これがあってよかった」と実感するのは、やはり機能面です。 

特に修学旅行は団体行動であり、スケジュールも過密なことが多いため、少しでもストレスを減らせる機能が搭載されているものを選ぶのが良いでしょう。 

ここでは、特に優先度が高い5つの機能について解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

移動が楽な静音4輪キャスターとストッパー

早朝の集合場所への移動や、夜間にホテル内の長い廊下を歩く際、キャスターの「ガラガラ音」は意外と響き渡るものです。

周囲の迷惑にならないか気になって縮こまってしまうのを防ぐためにも「静音キャスター」を搭載したモデルを選ぶことを強くおすすめします。

「FREQUENTER」のように静音性に特化したモデルなら、アスファルトの上でも驚くほど静かに移動が可能です。

また、バスや電車での移動が多い修学旅行では、キャスターストッパーも必須の機能と言えます。

揺れる車内でスーツケースが勝手に転がっていかないよう、手や足で常に押さえておくのは辛いですね。

ストッパーがあれば、スイッチひとつで車輪を固定でき、移動時間もリラックスして過ごせます。

荷物が増えても安心な容量拡張機能

「行きは綺麗に収まったのに、帰りはなぜか入りきらない」というのは、修学旅行でよくあるトラブルのひとつです。

お土産を買ったり、脱いだ服をラフに畳んだりすることで、荷物の量は確実に増えます。

そんな時に役立つのが、マチを広げて容量を5L〜10Lほど増やせる「拡張機能」です。

この機能があれば、入りきらなかったお土産を手提げ袋に入れて持ち歩く必要がなく、スーツケースひとつにスマートにまとめられます。

「New Trip」などの拡張機能付きモデルを選んでおけば、荷物が増えても焦ることなく対応できるでしょう。

出し入れ簡単なフロントオープンポケット

移動中にガイドブックを確認したり、少し肌寒い時に上着を羽織ったりと、スーツケースの中の荷物を取り出したい場面は意外と多いものです。

その度に、駅や路上でスーツケースを全開にするのは大変ですし、中身が見えてしまうのも少し恥ずかしいですよね。

そんな時に便利なのが、フロントオープンポケットです。

TRAVELIST FIRSTやinnovatorのように、前面にポケットが付いているモデルなら、本体を寝かせることなく立てたまま、必要なものだけをスマートに取り出せます。

タブレットや充電器など、頻繁に使う小物の収納場所としても最適です。

フロントオープンと似た機能に、トップオープンが搭載されたモデルもあります。

それぞれの違いについては、動画「【開け方で選ぶ】フロント&トップオープン型スーツケース！価格帯別おすすめ4選」をご覧ください。

軽さと耐久性

スーツケースを選ぶ上で、「軽さ」と「耐久性」は常に重視したいポイントです。

本体が重いと、荷物を詰めていない状態でも持ち運びが大きな負担となり、移動中に疲れてしまう原因になりかねません。

特に階段の上り下りや、ホテル内での移動を考慮すると、軽くて衝撃に強い「PC樹脂100％」のモデルを選ぶと良いでしょう。

PC樹脂は、航空機や自動車の部品にも使われるほど軽量かつ頑丈な素材であり、荷物をしっかり保護しながら、体への負担を軽減してくれます。

軽くて丈夫なスーツケースにこだわりたい方には「FREQUENTER AURA（フリクエンターアウラ）がおすすめです。

「FREQUENTER AURA」の詳細については、動画「【スーツケースが1.7kg】軽すぎキャリー！コスパ最強「フリクエンター アウラ」をご覧ください。

セキュリティや便利な機能

メインの機能ではありませんが、あると嬉しい便利な機能もチェックしておきましょう。

例えば「TSAロック」は、本来はアメリカ旅行用の鍵ですが、国内の修学旅行でも鍵をかけておけば盗難防止に役立ちます。

また、修学旅行中に最も故障しやすいのがキャスターです。

そのため、キャスターの故障が不安な場合は、スペアのキャスターが付属していて自分で交換できるモデル（例えばMAIMOなど）なら安心でしょう。

さらに、同じくモバイルバッテリーを内蔵してスマホを充電できる「USBポート」も、地図アプリやカメラを多用する現代の修学旅行では重宝します。

修学旅行前に知っておきたいトラブル対策

楽しい修学旅行にするためには、事前の準備が欠かせません。

特にスーツケースに関するトラブルは、せっかくの思い出を台無しにしてしまう可能性もあります。

ここでは、よくあるトラブルとその対策を見ていきましょう。

これらの対策を知っておけば、万が一の時も慌てずスマートに対応できます。

行きと帰りで荷物量が変わる対策

修学旅行で最も起こりがちなのが「帰りにお土産を買いすぎて荷物がスーツケースに入らない」というトラブルです。

行きはスカスカだったのに、帰りはパンパンで閉まらない、なんてことにならないよう、事前に対策しておきましょう。

おすすめは、スーツケース自体の容量を増やせる「拡張機能」を活用することです。

行きはコンパクトなまま使い、荷物が増えた帰りだけファスナーを開いて容量をアップさせれば、スマートに収納できます。

スーツケースに入りきらなかったお土産や、脱いだ上着などをそちらに移せば、手荷物を増やしすぎずに済みます。

着替え類は圧縮袋でコンパクトにしておくのも、お土産スペースを確保する有効な手段です。

取り違えを防ぐ対策

修学旅行では、同じようなサイズや色のスーツケースが何十個もバスやホテルのロビーに並ぶことになります。 

「自分のものだと思って持ち帰ったら、友達のものだった」という取り違えや、最悪の場合は紛失につながる可能性もゼロではありません。

こうしたミスを防ぐためには、一目で自分のものだと分かる「目印」をつけるのが効果的です。

カラフルなネームタグやスーツケースベルトを巻くだけでなく、ハンドルにバンダナやリボンを結んだり、好みのステッカーを貼ったりするのも良いでしょう。

他の生徒と被らない個性を出すことは、盗難の抑止力にもなります。 

また、移動中やホテル滞在時はTSAロックをしっかりと施錠し、セキュリティ意識を高めておくことも大切です。

本体の破損を防ぐ対策

移動中の衝撃で、スーツケース本体や中の大切な荷物が壊れてしまうことも考えられます。

そうした破損リスクを減らすためには、素材選びが重要です。

軽さと耐久性を両立したPC100％素材なら、衝撃に強く、中の荷物をしっかり守ってくれるので安心です。

また、フレームタイプならさらに頑丈なので安心できるでしょう。

その代わり重くなるのは覚悟しなければなりません。

さらに、パッキングの際にも工夫が必要です。

割れやすいお土産やタブレットなどの精密機器は、タオルや衣類でくるむようにして、なるべくスーツケースの中央に配置します。

四隅は衝撃を受けやすいため、壊れやすいものを置くのは避けましょう。

この一手間が、大切な荷物を破損から守ります。

キャスターが破損した時の対策

もし移動中にキャスターが壊れてしまった場合、無理に引きずると本体まで傷めてしまう可能性があります。 

4輪キャスターのうち1つが壊れたときは、破損した車輪を浮かせ、残りの3輪または2輪を使って斜めに傾けて走行させてください。

2輪タイプのように引く形にすれば、意外とスムーズに移動できます。

それでも移動が困難なほど破損してしまった場合は、キャリーバーを収納し、サイドハンドルを持って手で運ぶしかありません。

重くて運べない時は、現地で簡易的なバッグを購入して荷物を分散させるのも方法です。

帰宅後に、メーカーのサポートや旅行保険の窓口に相談しましょう。

「MAIMO」のようにスペアキャスターが付属しているモデルなら、その場で交換して解決することも可能です。

修学旅行のスーツケースはレンタルか購入どっち？

修学旅行のスーツケースを準備するにあたって「レンタルするか、購入するか」で悩む方は多いです。

どちらにもメリット・デメリットがあり、自宅の状況や今後の旅行の予定によって最適な選択は異なります。

ここでは、それぞれの選択肢がどんな人におすすめなのかを見ていきましょう。

これらのポイントを比較して、後悔のない選択をしてください。

レンタルがおすすめな人

スーツケースのレンタルサービスを利用する最大のメリットは「高級スーツケースを格安で試せる」ことと「保管場所に困らない」という2点です。

例えば、RIMOWAなどの10万円以上するような高級ブランドのスーツケースも、レンタルなら5日間で7,000円前後で利用できます。

一生に一度の思い出だからこそ、写真映えするハイブランドのスーツケースを持たせたい、という場合にはレンタルがお得です。

また、家の収納スペースに余裕がない場合、使い終わったらすぐに返却できるレンタルなら保管場所を気にする必要はありません。

今回の修学旅行でしか使う予定がない、というご家庭にもレンタルは最適な選択肢と言えるでしょう。

購入がおすすめな人

判断基準	おすすめ	理由
予算	1万円〜3万円のモデルなら「購入」	レンタル数回分で元が取れるため
ブランド	リモアなど高級品なら「レンタル」	買うと10万円以上するものを数千円で試せるため
頻度	今後も旅行に行くなら「購入」	家族で使い回したり、数年使うなら買った方が安い
保管	場所がないなら「レンタル」	部屋のスペースを占領されない

修学旅行の後も、家族旅行や帰省、卒業旅行などでスーツケースを使う可能性が高いのであれば、購入購入のほうがおすすめです。

また「静かなものがいい」「フロントオープンがいい」といった機能やデザインにこだわりたい場合も、自分で選んで購入する方が満足度は高くなります。

修学旅行は移動も多く、友達との写真撮影なども多いため、デザインが気に入った1万円〜3万円台のスーツケースを購入して、長く愛用するのが良いでしょう。

レンタルの料金相場と利用時の注意点

1万円〜3万円台の比較的手頃な価格帯のスーツケースのレンタルを検討している場合は注意が必要です。

レンタルを3〜4回繰り返すと新品を購入する費用に近づくため、使用頻度が高そうであれば購入の方がコスパが良いという点に注意が必要です。

例えば、定価2万円程度のスーツケースをレンタルすると1回で4,000円〜5,000円ほどかかり、これを3〜4回繰り返せば新品が買えてしまいます。

また、レンタル品は以前に誰かが使ったものであり、また、使用中に傷をつけてしまった場合や破損させてしまった場合の補償について気にする必要があります。

多くのレンタルサービスでは、破損時のために補償プラン（保険）が用意されているので、利用前に内容と料金を確認しておくと安心です。

お気に入りのスーツケースで最高の修学旅行を

修学旅行の準備は、スーツケース選びから始まっていると言っても過言ではありません。 

適切なサイズや、移動を楽にする機能、そして何より持っていて気分の上がるデザイン。

これらが揃ったスーツケースは、旅の移動時間を快適にし、トラブルを未然に防いでくれる頼もしい相棒となります。

サイズが合わなかったり、移動中に重くて疲れてしまったりすると、せっかくの旅行の楽しさも半減してしまうでしょう。

この記事で紹介した選び方のポイントやおすすめのモデルを参考に、デザインはもちろん、機能性や安全性もしっかりとチェックして、お子さんにとって最高の相棒となる一本を見つけてあげてください。

なお、今回紹介した中でも、特におすすめな「FREQUENTER LIEVE250」「TRAVERIST FIRST」「Oltimo」の3本を、動画「【2025年決定版】修学旅行におすすめのスーツケース3選！」で徹底レビューしています。

動画下のリンクから購入すれば、最安値・送料無料・保証期間の延長・スーツケースカバープレゼントといった特典も受けられるので、ぜひご覧いただき、検討してみてください。