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買ってはいけないスーツケース7つの特徴!後悔しない選び方とおすすめを紹介

旅行の計画は心躍ります。新しい景色や出会いを想像して、荷物の準備を進める時間は最高のひとときです。

しかし、その大切な旅の相棒であるスーツケース選びで、もし失敗してしまったらどうなるでしょう。

旅先でキャスターが壊れて動かなくなったり、ボディが割れて中身が破損したり…。

よくわからない海外製のものを買って保証もされず泣き寝入り…。

考えただけでもゾッとしますよね。

「安物買いの銭失い」という言葉があるように、価格の安さだけでスーツケースを選んでしまうと、そんな最悪の事態を招きかねません。

スーツケースは、一見どれも同じように見えますが、選び方を間違えると旅先で後悔したり、思わぬトラブルに見舞われることも多いです。

リキ

この記事では、これまでに100本以上を実際に使用・検証してきたリキが、買ってはいけないスーツケースの具体的な特徴を解説します。

  • 買ってはいけないスーツケースの特徴
  • 買ってはいけないスーツケースの落とし穴
  • 失敗しないスーツケースの価格帯
  • スーツケース選びの罠
  • 目的別おすすめのスーツケース

後悔しないための賢い選び方、おすすめできるモデルも12本紹介するので、購入の参考にしてください。

なお、僕のYouTubeチャンネル「スーツケース研究所」では、実物のスーツケースを触りながら詳しくレビューしています。

比較や感想を交えながら幅広い商品を解説しているので、今回紹介するスーツケース以外の商品も検討したい方はぜひ参考にしてみてください。

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目次

買ってはいけないスーツケース7つの特徴

買ってはいけないスーツケース7つの特徴

スーツケース選びで後悔しないために、まず知っておくべき「買ってはいけないスーツケース」の具体的な特徴を7つ紹介します。

価格の安さだけで選んでしまうと、旅の途中で思わぬトラブルに見舞われることも少なくありません。

パーツの品質や素材、サイズなど、購入前に必ずチェックしたいポイントを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

  • 特徴①:キャスターが粗悪ですぐに壊れる
  • 特徴②:ハンドルがガタつく・折れる
  • 特徴③:ボディ素材がペラペラで衝撃に弱い
  • 特徴④:TSAロックが非搭載
  • 特徴⑤:内装の縫製が甘く破れやすい
  • 特徴⑥:本体重量が重すぎて扱いづらい
  • 特徴⑦:目的に合わない不適切なサイズ

一つずつ見ていきましょう。

特徴①:キャスターが粗悪ですぐに壊れる

スーツケースのパーツの中でも、キャスターは移動の快適さを左右する非常に重要な部分です。

しかし、実はキャスターはスーツケースの故障原因のトップにも挙げられるほど、トラブルが起きやすい箇所でもあります。

粗悪なキャスターを搭載したスーツケースを選んでしまうと、旅先で突然壊れてしまい、重い荷物を抱えて移動することになりかねません。

特に注意が必要なのは、安定性や耐久性に劣るシングルキャスターや、走行中に大きな音がするタイプです。

舗装されていない道ではスムーズに動かせず、移動のストレスが溜まる原因にもなります。

また、キャスターの奥に溜まった髪の毛や埃が原因で動かなくなることもあるため、簡単に手入れができないタイプは、長期使用には不向きだと言えるでしょう。

特徴②:ハンドルがガタつく・折れる

スーツケースを移動させる際に頻繁に触れるハンドルの質は、走行の快適さに直結します。

安価なスーツケースではプラスチック製のハンドルが多く、外部からの衝撃に弱いのが特徴です。

例えば、飛行機に預けた際に乱暴に扱われたり、移動中に何かにぶつかったりすると、簡単に曲がったり折れたりします。

例えば、有名ブランドのTUMIは、衝撃を吸収して曲がりにくいハンドルを採用し、耐久性を高めています。

それだけハンドルの強度は重要だということなのです。

また、調整段階が少ないハンドルは、自分の身長に合わず、かえって引きずりにくく感じることもあります。

スムーズに伸縮し、適度な遊びがあるかしっかり確認しましょう。

特徴③:ボディ素材がペラペラで衝撃に弱い

スーツケースのボディ素材は、中の大切な荷物を守る「防御力」そのものと言っても良いでしょう。

特に1万円以下の格安スーツケースに多いのが、ABS樹脂を主体としたペラペラな素材です。

ABS樹脂は軽い反面、柔軟性が低く、繰り返し使用しているうちにひび割れや破損の原因になりやすいデメリットがあります。

国内旅行ならまだしも、荷物が雑に扱われる海外の空港では、ボディが割れて中身が破損するリスクも高くなるでしょう。

より強度が高いのは、柔軟性のあるポリカーボネート(PC樹脂)を100%使用したものです。

ABSとPCの混合樹脂は両者の中間の性能ですが、やはり耐久性ではPC樹脂100%やアルミ素材には劣ります。

旅先でのお土産や精密機器を守るためにも、特に海外旅行を考えているなら頑丈な素材選びは譲れないポイントです。

 特徴④:TSAロックが非搭載

海外旅行、特にアメリカ領へ渡航するなら「TSAロック」は必須の機能です。

TSAロック非搭載のスーツケースを鍵をかけたまま預けると、保安検査で中身の確認が必要になった際、職員によって鍵を破壊されることが認められています。

リキ

ガムテープで応急処置された無残な姿で返ってくることも少なくありません。

このような場合は、期間内であっても補償の対象外となり修理費は自己負担です。

また、セキュリティ面では開閉方法も重要です。

ファスナータイプのスーツケースは、ナイフやボールペン一本で簡単にこじ開けられてしまう危険性があり、治安の悪い地域では盗難のリスクが高まります。

特に1万円以下の格安品だとファスナー自体の品質も低く、スムーズに開閉できないばかりか、破損して荷物が飛び出す恐れもあるため注意が必要です。

特徴⑤:内装の縫製が甘く破れやすい

スーツケースの品質は、外側だけでなく内装にも表れます。

Amazonや楽天市場などで販売されている格安スーツケースの中には、最初からファスナーが壊れていたり、糸がほつれていたりといった初期不良があるケースも多いです。

中には、商品を開けた瞬間に海外工場の油臭い匂いがするものもあります。

多くの安価なスーツケースは、海外の工場で一度検品されるだけで出荷されることが多いため、縫製の乱れや内装の粗さが目立つのです。

旅先で内装が破れてしまうと、荷物がごちゃ混ぜになったり、小物が行方不明になったりして、不快な思いをするかもしれません。

特徴⑥:本体重量が重すぎて扱いづらい

スーツケースの本体重量は、旅の移動中の疲労度につながります。

特に機内持ち込みサイズのスーツケースは、旅先で日中も持ち運ぶ機会が多いため、重すぎると大きなストレスとなるでしょう。

機内持ち込みサイズの平均重量は約3.5kgですが、4kgを超えるものは、力に自信のない方や女性にとっては移動の負担となりがちです。

また、頑丈で高級感のあるアルミ素材や、セキュリティ性の高いフレームタイプのスーツケースは、その分本体が重くなる傾向があります。

Lサイズの大型スーツケースでは、本体重量が5kgを超えると、航空会社の受託手荷物制限を超過しやすくなり、追加料金が発生する原因にもなりかねません。

特徴⑦:目的に合わない不適切なサイズ

動画でサクッと解説!
【絶対に失敗しない】サイズ別で選ぶ!スーツケースの選び方【2025年最新版】

旅行の長さや目的に合わないスーツケースのサイズを選ぶと、パッキングや移動、費用面で大きなストレスを抱えることになります。

例えば、機内持ち込みをするには「3辺の合計が115cm以内」といった厳格な規定があり、これを1cmでも超えると追加料金を払って荷物を預けなければなりません。

また、大きすぎるサイズを選ぶと、中身がスカスカで荷物が動き回り、破損の原因になります。

逆に小さすぎると、旅先で買ったお土産が入りきらず、手荷物が増えて移動が大変です。

2〜3泊の旅行がメインなのか、1週間の長期滞在が多いのかなど、自分の用途を具体的にイメージして最適なサイズを選ぶことが欠かせません。

用途別の避けるべきスーツケースをまとめてみました。

主な用途避けるべきスーツケース理由
軽さや移動の快適さを重視する人・アルミ素材
・フレームタイプ
頑丈で高級感がある反面、圧倒的に重く、疲労につながる
物を頻繁に出し入れしたい人・内装がシンプルなハイブランド
・フレームタイプ
高級ブランドは内装がシンプルで、フロントオープンやドリンクホルダーなどがないものが多い
パッキングにこだわりがある人・多機能すぎるスーツケース機能が多すぎてパッキングの自由度が制限される
治安の悪い地域やスコールが多い地域に長期滞在する人・ソフトタイプ
・ファスナータイプ
・布製は防水性が低く中身が濡れる可能性がある
・ファスナータイプは布の縫い目からこじ開けるリスクがある
ビジネスで使いたい人・ビジュアル重視の格安品フロントオープン機能などがない
ため、わざわざ開ける必要がある

なお、動画「【絶対に失敗しない】サイズ別で選ぶ!スーツケースの選び方【2025年最新版】」ではサイズ別に詳しく解説しているので、参考にしてください。

買ってはいけないスーツケースの落とし穴

買ってはいけないスーツケースの落とし穴

スーツケース選びは、安さや見た目の良さだけで判断すると、旅先での大きなストレスや後悔につながりかねません。

特に価格帯によって、製品に潜むリスクや期待できる品質は大きく異なります。

ここでは、価格帯別の「買ってはいけない」スーツケースの落とし穴を解説します。

  • 1万円以下の格安品に潜む3つの危険性
  • 「高いスーツケースだから安心」は無駄!高級品の注意点

順番に見ていきましょう。

1万円以下の格安品に潜む3つの危険性

Amazonや楽天市場を見ると、1万円以下のスーツケースが数多く販売されています。

しかし、この価格帯は「安物買いの銭失い」になりやすく、購入後に後悔しやすい価格帯のひとつです。

大学の数年間だけ使えればいい、といった短期的な利用であれば選択肢になりますが、長く快適な旅のパートナーを探している場合には、避けるのが賢明と言えるでしょう。

具体的にどのような危険が潜んでいるのか、3つのポイントに分けて解説します。

危険性①:粗悪な素材と初期不良のリスク

安価な製品は、購入後のサポート体制が整っていないケースがほとんどです。

リキ

「初期不良のみ」となっている場合も多くあります。

問い合わせ先が海外になっていることも多く「メールを送っても返信がない」「片言の日本語で理解してもらえない」といったケースも少なくありません。

万が一、修理や返品ができても、手続きに数ヶ月かかるなど、非常に手間と時間がかかります。

結局、やり取りに疲れてしまい「壊れたまま泣き寝入り」ということになりかねないのが、格安スーツケースの大きなリスクです。

危険性②:保証とサポート体制の欠如

安価な製品には、万が一の故障やトラブルが発生した際のサポート体制に懸念があります。

格安スーツケースの中には、そもそも保証期間が明記されていないメーカーが多いのが特徴です。

特に、Amazonや楽天市場で購入した場合、Amazonに問い合わせしても無視されたり、修理や返品ではなく返金で対応されたりといったケースも見られます。

スーツケースが必要だから購入したのに、返金対応などは本末転倒ですね。

危険性③:写真と実物のギャップ

ネット通販でスーツケースを探す際に最も注意したいのが、商品写真と実物のクオリティが異なるケースです。

「写真では高級感のある光沢仕上げに見えたのに、届いてみたら安っぽいマットな質感だった」という話はよく聞きます。

また「静音キャスター」と謳いながら実際は騒音がひどかったり、1.9kgと書いてあるのに実物は2kg以上あったりと、表記面でのギャップも少なくありません。

特に気をつけるべきなのは素材の表記で「アルミ」と書かれていても、実際はアルミ調の加工を施しただけのプラスチック樹脂ということも多いです。

写真や宣伝文句を鵜呑みにせず、冷静に製品を見極める目が必要です。

予算の都合で、どうしても1万円以下のスーツケースを購入したいという方は、関連記事「スーツケースを1万円以下で購入したい人必見!おすすめの11本を紹介」を参考にしてみてください。

合わせて読みたい!

「高いスーツケースだから安心」は無駄!高級品の注意点

「高価なものなら間違いない」と考えがちですが、スーツケース選びにおいては、それが必ずしも正解とは限りません。

数十万円するような高級スーツケースも、自分の旅のスタイルや目的に合わなければ、かえって使いづらい「無駄な買い物」になってしまう可能性があります。

憧れのブランドを手に入れる前に、高級品ならではの注意点も知っておきましょう

注意点①:用途とのミスマッチ

高級スーツケースは一般的に、出張などで高頻度で旅行する方や、ブランド力や所有欲を重視する方に向けて作られています。

リキ

年に数回しか使わない方が10万円以上する高級品を選ぶと、その優れた機能や耐久性を十分に活かしきれません。

結局はクローゼットの中で埃をかぶってしまうといった、もったいない買い物になる可能性があるのです。

また、RIMOWAなどの高級ブランドは、デザインや品質を最優先しています。

フロントオープン機能やドリンクホルダーといった、旅先で便利な機能が省かれ、シンプルな構造をしていることが多いです。

もし、あなたが機能性を重視するタイプだったり、移動中に荷物を頻繁に出し入れしたい旅のスタイルだったりするなら、不便に感じる可能性があるため注意してください。

注意点②:重量による移動ストレス

アルミ素材の高級スーツケースは、その頑丈さや洗練された高級感が魅力ですが、その反面、本体重量が重くなるというデメリットがあります。

例えば、機内持ち込みサイズのスーツケースの平均重量は3.0kg〜3.5kgです。

一方、RIMOWAのオリジナルキャビンは4kgを超え、TUMIのアルミケースに至っては平気で5kgを超えるモデルも存在します。

このわずか1〜2kgの差が、駅の階段や長時間の移動において、じわじわと体力を奪っていくのです。

見た目の格好良さだけで選んでしまうと、旅の快適さを損ない、移動のストレスを増やす原因になりかねません。

注意点③:盗難されるリスク

高額なスーツケースを選ぶことは、海外のすりや置き引き犯から狙われやすくなるというリスクも伴います。

治安の悪い地域では、置き引きや盗難に遭うリスクが高いです。

また、盗難だけでなく、傷や凹みがついてしまった時の精神的なショックも、高価なものほど大きくなります。

特に海外の空港では、預けたスーツケースの扱いは乱暴です。

「旅の思い出が傷だらけに…」と落ち込む方もいるかもしれません。

リキ

渡航先の治安や、傷がついた時の許容範囲も考慮した選び方が大事です。

失敗しないスーツケースの価格帯

失敗しないスーツケースの価格帯

実際にどの価格帯のスーツケースを選べば失敗しないのでしょうか?

後悔しないためには、単に価格の安さに飛びついたり、ブランド名で選ばないことです。

ここでは、長く快適に使えるスーツケースが見つかる「失敗しない価格帯」と、おすすめモデルを紹介します。

1万円台後半〜2万円台前半

この価格帯は、粗悪品のリスクを避けつつ、高級ブランドに劣らない機能性や安心のサポート体制を得られる「コスパ最強」のゾーンです。

長く快適に使えるパートナーとして、後悔の少ない選択ができるでしょう。

耐久性に優れたポリカーボネート100%素材のものが増え、ブランドごとのコンセプトが明確になるのもこの価格帯からです。

国内に拠点を置く信頼できるメーカーの製品も視野に入り、万が一の故障時も安心のサポートが期待できます。

なお、1万円台で購入できるおすすめのモデルは、動画「【コスパ最強】2万円以下のスーツケースがおすすめ!失敗しない選び方を徹底解説」でも紹介しているので参考にしてください。

合わせて読みたい!

【この価格帯のおすすめスーツケース】

①フリクエンターアウラ510

フリクエンターアウラ510
引用:エンドー鞄公式ストア
商品名フリクエンターアウラ510
素材PC樹脂100%
サイズ縦48cm×横34cm×幅23cm
重さ1.76kg
容量33L
カラーダークグレー/シルバー/クリーム
キャスター360度自由回転ダブルキャスター
保証期間1年

1.76kgという驚異的な軽さが最大の特徴となっています。

長距離の移動や階段の上り下りが多い旅で、身体的な負担を極限まで減らしたい人に最適です。

品質の高い日本メーカー「エンドー鞄」製で、軽さを追求したい方におすすめします。

【特徴】

  • 1.76kgという圧倒的な軽さ
  • 丸みを帯びた可愛らしい見た目と縦線リブ加工のデザイン
  • 常の静音キャスターよりも優秀だがリエベシリーズには一歩劣る

【相性の良い人】

  • 長距離移動や階段の昇り降りによる身体的な負担を極限まで減らしたい人
  • 軽くてクオリティの高い日本メーカーのスーツケースを求める人
  • 移動が多く長時間の移動での身体的負担を減らしたい人

フリクエンターアウラについては、動画「【スーツケースが1.7kg】軽すぎキャリー!コスパ最強「フリクエンター アウラ」で詳しく解説しています。

気になる方は、ぜひ見てみてください。

動画でサクッと解説!

②魔法小屋

魔法小屋
引用:Amazon
商品名魔法小屋(Sサイズ)
素材合成樹脂(ABS樹脂とPC樹脂)
サイズ縦56.5cm×横35cm×幅23cm
重さ4.3kg
容量45L
カラーシルバー/ブラック/ホワイト/グリーン/ブルー/グレー
キャスター360°自由回転の4輪ダブルキャスター
保証期間永久保証

この価格帯では珍しい多機能性が魅力のスーツケースです。

ワンタッチで開閉できるフロントオープンポケットや、機内持ち込みサイズで最大クラスの収納量を誇ります。

魔法小屋の内装
引用:Amazon

手荷物を減らしたい方や、移動中に荷物をサッと取り出したい子育て世代のパパ・ママにもぴったりです。

【特徴】

  • この価格帯では他に類を見ないほどの多機能性
  • ロック部分をワンタッチで開閉できるフロントオープンポケットを搭載
  • 機内持ち込み可能サイズの中では最大クラスの収納量

【相性の良い人】

  • 多機能なスーツケースが欲しいが、2万円以上の予算は厳しい人
  • 手荷物を減らしたい人や子育て中のパパ・ママ
  • 移動中に頻繁に荷物の出し入れをする人

2万円台後半〜3万円台前半

この価格帯は、キャスター性能、素材の頑丈さ、デザイン、機能性の全てにおいて、非常にバランスの取れた製品が揃います。

「一生モノ」とまではいかなくても、スーツケースの平均寿命とされる5年〜7年を、ストレスなく快適に使い続けられる高い品質が期待できるでしょう

【この価格帯のおすすめスーツケース】

③フリクエンターリエーヴェ250

フリクエンターリエーベ250
引用:Amazon
商品名フリクエンターリエーヴェ250
素材PC樹脂100%
サイズ縦55cm×横35cm×幅23cm
重さ2.7kg
容量33L
カラーダークグレー/グレージュ/ミントグリーン
キャスター360°自由回転の4輪シングルキャスター
保証期間1年

特許取得の「世界一静かなキャスター」を搭載し、走行音や振動によるストレスから解放してくれます。

キャスター
リキ

万が一の際も自分で簡単にキャスター交換が可能です。

静音性を何よりも重視し、ビジネス・プライベート問わず使いたい方におすすめです。

【特徴】

  • 「世界一静かなキャスター」を搭載している
  • 修理に出さず自分でキャスターの修理が可能
  • 特許取得済みの構造により走行中の振動を約70%削減

【相性の良い人】

  • キャスター音の気遣いやストレスから解放されたい人
  • 日本製が良い人
  • ビジネスでもプライベートでも使いたい人

実際に、フリクエンターのキャスターの静かさを検証した動画「【神静音】旅のストレス激減!キャスターが静かなスーツケース2選」を見て、静かさを感じてみてください。

動画でサクッと解説!

④フリクエンター クラムアドバンス216

フリクエンター クラムアドバンス216
引用:Amazon
商品名フリクエンター クラムアドバンス216
素材PC樹脂100%(ドイツ製)
サイズ縦46cm×横35cm×幅24cm
重さ3.6kg
容量34L
カラーブラック/ネイビー/シャンパンゴールド
キャスター360°自由回転の4輪シングルキャスター
保証期間1年

間口が広くPCや書類をサッと取り出せるフロントオープンポケットや、ドイツ製の高強度なポリカーボネート素材など、移動中の効率を最優先できるように最適化されています。

フリクエンター クラムアドバンス216
引用:エンドー鞄公式サイト

「フリクエンター クラムアドバンス216」は、ビジネスシーンでの使いやすさに特化したモデルです。

【特徴】

  • ビジネスシーンでの使用に特化してカスタムされたモデル
  • 間口の広いフロントオープンポケットを装備
  • ドイツ製の強度の高い特殊ポリカーボネートを100%使用

【相性の良い人】

  • 移動中のストレスを極限まで減らしたいビジネスパーソン
  • 仕事の生産性と効率を最優先する人
  • コストパフォーマンスの高いビジネス特化モデルを求める人

動画「【出張族の神スーツケース】プロテカの半額で“あの悩み”も解決!クラムアドバンスがすごい」では、徹底的にレビューしているので、参考にしてみてください。

動画でサクッと解説!

買ってはいけないスーツケース選びの罠(買い方)

買ってはいけないスーツケース選びの罠(買い方)

スーツケースは5年から7年程度の長期にわたって使用する「旅の相棒」です。

選び方を誤ると、その後の数年間の旅行の快適さや満足度が大きく左右されてしまいます。

ここでは、特に購入時・選定時に陥りがちな「買ってはいけない」スーツケース選びの罠を3つ見ていきましょう。

  • 高評価レビューや人気ランキングの鵜呑みは危険
  • 見落としがちな保証とアフターサービスの有無
  • リスクあり!中古スーツケース購入の注意点

購入前にチェックしてみてください。

高評価レビューや人気ランキングの鵜呑みは危険

Amazonや楽天市場で検索すると、6万点以上のスーツケースが表示されます。

リキ

商品を選ぶ際、つい人気ランキングや星の数に頼ってしまいがちですが、これが失敗の大きな原因なんです。

他人が絶賛するスーツケースが、必ずしもあなたの旅に合うとは限りません。

レビューの評価は、家族旅行なのか、ハードな海外旅行なのか、あるいは日帰りのビジネス出張なのか、その人の用途によって大きく変わります。

例えば、安価で人気の「ニュー トリップ」も、PCを頻繁に出し入れしたいビジネスパーソンにとっては、フロントオープン機能がないため不便に感じるでしょう。

また「ちょうどいい大きさ」といった表現も個人の感覚に左右されるため、レビューだけで判断すると期待外れに終わることがあります。

ランキングやレビューを参考にする前に、まず「自分の旅の目的は何か」を明確にすることが、後悔しないための最重要ポイントです。

見落としがちな保証とアフターサービスの有無

スーツケースは消耗品であり、特にキャスターは約5年で寿命を迎えると言われています。

そのため、万が一故障した際の保証や修理体制は非常に重要ですが、格安品ではこの点が大きな落とし穴です。

保証期間は価格帯によって大きく異なります。

1万円以下の製品では30日〜1年程度と短い一方、2〜3万円台なら2年が一般的です。

一方、プロテカのようなブランドでは10年、高級品では生涯保証というケースもあります。

「エンドー鞄」のように、国内で検品や迅速な修理対応(平均2〜3日)を行っているメーカーを選ぶと、購入後も長く安心して使い続けられます。

リスクあり!中古スーツケース購入の注意点

メルカリやヤフオクなどで販売されている、15年以上前に発売された中古のスーツケースは、たとえ価格が安くても購入するのは絶対におすすめできません。

過去10年から15年の間に、スーツケースの技術は飛躍的に進化しています。

特にキャスターの性能は大きく改善されており、15年前の高級品よりも、現在の1万円台の製品のほうが走行性や静音性に優れているケースも少なくありません。

また、古いモデルは本体重量が6kgを超えるなど非常に重く、移動の負担になるでしょう。

さらに、2001年の同時多発テロ以前に作られた製品にはTSAロックが搭載されておらず、空港で鍵を破壊されるリスクもあります。

もし「使用頻度が低いので購入はためらう」という場合などは、中古品ではなく、レンタルサービスの利用を検討するのも良いかもしれません。

【目的別】買って後悔しないおすすめのスーツケース

【目的別】買って後悔しないおすすめのスーツケース

「具体的に何を選べばいいの?」と感じている方も多いはずです。

ここからは、あなたの旅のスタイルや価値観に合わせて、買って後悔しない、信頼できるおすすめのスーツケースを厳選して紹介します。

  • 多機能性と使いやすさを最優先する場合
  • コスパ・軽さ・デザインを重視する場合
  • 品質とステータスを求める場合

それぞれに応じた、おすすめモデルを見ていきましょう。

多機能性と使いやすさを最優先する場合

移動中にPCや書類をサッと取り出したい、ドリンクホルダーが欲しい、スマホの充電もしたい…。

リキ

そんな「あったらいいな」を叶えてくれるのが多機能スーツケースです。

旅の快適性を格段にアップさせたい方は、ぜひチェックしてみてください。

⑤トラベリスト ファースト

トラベリストファースト
引用:Amazon
商品名トラベリストファースト
素材合成樹脂(ABS樹脂とPC樹脂)
サイズ縦53cm×横37cm×幅25cm
重さ3.8kg
容量35L(拡張機能により43Lまで可能)
カラーブラック/グレイッシュブルー/グレー/グレイッシュグリーン/モカ/アイボリー
キャスター360°自由回転の4輪ダブルキャスター
保証期間3年
¥39,600 (2025/12/19 16:55時点 | Amazon調べ)

移動中の利便性を追求した、まさに「痒い所に手が届く」一本です。

PCの出し入れがしやすいフロントオープン機能はもちろん、カップホルダーやUSBポート、買い物袋をかけられるフックなどを搭載しています。

トラベリストファースト内装
引用:エンドー鞄公式サイト

手荷物を減らし、スマートに移動したい方に最適なモデルです。

【特徴】

  • 世界初のワンタッチ・トップオープン機能
  • 横のファスナーを開けると43Lまで拡張可能
  • ランドセルメーカーが手がけており使い手への気遣いが満載

【相性の良い人】

  • 整理が苦手で頻繁にスーツケースを開閉してしまう人
  • 手荷物を減らしたい人
  • 出張中や旅先で仕事の効率化を図りたいビジネスパーソン

動画「【トップオープン超え】トラべリスト新作はスーツケース革命| ファースト」では、実際に触って機能を検証しています。

詳しく知りたい方は、ぜひ見てみてください。

動画でサクッと解説!

⑥トラベリスト レスト

トラベリストレスト
引用:スーツケース研究所
商品名トラベリストレスト
素材合成樹脂(ABS樹脂とPC樹脂)
サイズ縦53cm×横37cm×幅25cm
重さ3.6kg
容量35L(拡張機能により43Lまで可能)
カラーマットブラック/マットネイビー/マットヴァーミリオンレッド/マットホワイト
キャスター360°自由回転の4輪ダブルキャスター
保証期間1年

「ファースト」の多機能性に加え、電車内や坂道でスーツケースが勝手に動くのを防ぐ「ストッパー機能」を搭載しているのが特徴です。

引用:スーツケース研究所

些細なことですが、移動中の小さなストレスを徹底的に排除したい、というニーズに応えてくれます。

リキ

お土産などで荷物が増えても安心な、拡張機能もそのひとつです。

細やかな気配りが光る、使いやすさを極めたスーツケースと言えます。

【特徴】

  • トップオープンポケットからXバンド部分まで手が届く
  • 内装がオレンジカラーで統一されており、暗い場所で中身が見やすい
  • 横のファスナーを開けると43Lまで拡張可能

【相性の良い人】

  • 家族旅行などで荷物の出し入れをスムーズにしたいパパママ
  • メインポケットよりもトップオープンポケットをメインで使いたい人
  • ビジネスで使いたいがカジュアルさも欲しい人

コスパ・軽さ・デザインを重視する場合

「予算は抑えたいけど、安っぽくてすぐに壊れるのは嫌だ」「軽くて、デザインもおしゃれなものがいい」という、わがままな願いを叶えてくれるのがこのカテゴリーです。

品質、機能、価格のバランスに優れた、賢い選択肢を紹介します。

⑦MAIMO COLOR YOU Plus

MAIMO COLOR YOU Plus
引用:MAIMO 公式サイト
商品名MAIMO COLOR YOU Plus
素材PC樹脂100%
サイズ縦54cm×横34cm×幅24.5cm
重さ3.1kg
容量36L
カラーブラック/ネイビー/ベージュ/レッド/グリーン/シャンパンゴールド/ピンク/ブルー/ホワイト
キャスター360°自由回転の4輪ダブルキャスター(日乃本社製)
保証期間1年
¥17,082 (2025/12/18 16:24時点 | Amazon調べ)

豊富なカラーバリエーションが魅力で、自分の個性を表現したい方にぴったりです。

耐久性の高いポリカーボネート100%素材や静音ダブルキャスターといった基本性能をしっかり押さえつつ、1万円台後半からというコストパフォーマンスの高さが人気となっています。

MAIMOの外装
引用:MAIMO公式サイト

デザイン性も高く、旅先で気分を上げてくれること間違いなしです。

【特徴】

  • 元国際線客室乗務員が開発に加わった東京銀座発のブランド
  • 見た目のおしゃれさと機能性にこだわったスーツケース
  • キャスターロックやUSBソケットなど機能も充実している

【相性の良い人】

  • 低予算で長く使えるものが欲しい人
  • デザイン性と機能性、品質のバランスを求める欲張りな人
  • 移動中にスマホ充電をしたい人

⑧Terminal Trial Aluminium

Terminal Trial Aluminium
引用:スーツケース研究所
商品名Terminal Trial Aluminium
素材アルミニウム
サイズ縦54cm×横38.5cm×幅21.5cm
重さ3.9kg
容量35L
カラーシルバー/レッド/ダークシルバー/ブラック
キャスター360°自由回転の4輪ダブルキャスター
保証期間1年

シンプルながらも洗練されたデザインが特徴で、どんなシーンにも馴染む汎用性の高さが魅力です。

余計な装飾を排し、機能美を追求したデザインは、飽きがこず長く愛用できるでしょう。

価格も手頃でありながら、必要十分な機能と耐久性を備えているため、スマートに旅を楽しみたい方に特におすすめです。

【特徴】

  • 本格アルミ素材を使用しながら、15,000円という破格の価格帯
  • 角にはアルミのコーナーパッドが埋め込まれており、高級感がある
  • RIMOWAやTUMIといった高級アルミ製品と比べ、横幅が狭めでスタイリッシュ

【相性の良い人】

  • 高級アルミスーツケースに憧れているが予算に限りがある人
  • コンパクトなサイズと頑丈さを求める人
  • アルミ素材のスーツケースを試してみたい人

動画 「【神コスパ】アルミで1.5万!新定番スーツケース「Terminal Trial Zero」【超おすすめ】」では、実際に触って、徹底レビューしているので、購入の参考にしてください。

動画でサクッと解説!

品質とステータスを求める場合

「価格よりも、長く愛用できる信頼性や、所有する喜びを重視したい」

リキ

そんな本物志向の方には、歴史と実績に裏打ちされたトップブランドのスーツケースがおすすめです。

旅のパートナーとして、あなたのステータスをも高めてくれるでしょう。

⑨RIMOWA ORIGINAL キャビンS

RIMOWA ORIGINAL キャビンS
引用:RIMOWA 公式サイト
商品名RIMOWA ORIGINAL キャビンS
素材アルミニウム
サイズ縦55cm×横40cm×幅20cm
重さ4.2kg
容量31L
カラーシルバー
キャスター360度回転4輪ダブルキャスター
保証期間永久保証

「スーツケースの王様」とも称される、RIMOWAの象徴的なアルミニウム製モデルです。

洗練されたデザインと優れた耐久性は、世界中の旅人に愛され続けています。

使い込むほどに傷や凹みが「味」となり、自分だけの歴史を刻んでいく、まさに一生モノのスーツケースです。

【特徴】

  • スーツケース界の王様と呼ばれ、100年以上の歴史を持つ超有名ブランド
  • 全体的に整った美しいリブ加工
  • 生涯保証が付いている

【相性の良い人】

  • 一生モノのスーツケースが欲しい人
  • ハイブランド思考で、最高品質を求める人
  • 伝統的なデザインを好む人

⑩TUMI 19 DEGREE ALUMINUM

TUMI 19 DEGREE ALUMINUM
引用:TUMI 公式サイト
商品名TUMI 19 DEGREE ALUMINUM
素材アルミニウム
サイズ縦56cm×横35.5cm×幅23cm
重さ5.14kg
容量31L
カラーシルバー/マットブラック
キャスター360度回転4輪ダブルキャスター
保証期間5年

世界中のビジネスパーソンから絶大な支持を得るTUMIの、流線的なデザインが美しいアルミ製スーツケースです。

航空機規格のアルミニウムを使用し、厳しい品質テストをクリアした圧倒的な耐久性が特徴となっています。

機能美とタフさを両立した、信頼できるビジネスパートナーを求める方にピッタリです。

【特徴】

  • 世界中のビジネスパーソンから支持されるブランド
  • TUMIを代表する最上級のアルミ製スーツケース
  • 傷が目立ちにくいデザイン

【相性の良い人】

  • 機能性よりも所有欲やデザイン性を重視する人
  • トラベルアイテムをTUMIで揃えたいTUMI好きの人
  • 生涯使えるビジネスの相棒を求める人

アルミスーツケースの購入を検討している方は「アルミ製スーツケースのおすすめ8選を紹介!メリットや選び方、人気ブランドを解説」も参考にしてみてください。

合わせて読みたい!

⑫PROTECA マックスパス3

PROTECA マックスパス3
引用:Amazon
商品名PROTECA マックスパス3
素材合成樹脂(ABS樹脂とPC樹脂)
サイズ縦50cm×横40cm×幅25cm
重さ3.6kg
容量42L
カラーガンメタリック/ブルーグレー/コロナレッド/ダークシルバー
キャスター360度回転4輪ダブルキャスター
保証期間10年
¥79,200 (2025/12/14 07:15時点 | Amazon調べ)

日本の老舗カバンメーカー「エース」が手がける、信頼の日本製ブランドで「Made in JAPAN」の信頼性と機能性が魅力です。

静音キャスターや独自の開閉システムなど、日本の技術が詰まった使いやすさも兼ね備えています。

長期保証も充実しており、安心して長く使える高品質なスーツケースを求める方におすすめです。

【特徴】

  • 国内シェア率1位、世界シェア率4位のエースが展開するブランド
  • 日本製にこだわっており、内装の縫製クオリティが非常に高い
  • 内装のカラーはベージュまたは水色で視認性が高い

【相性の良い人】

  • メイドインジャパンの高品質さにこだわりたい人
  • 10年保証付きで長く安心して使いたい人
  • 内装のクオリティや丁寧な縫製を重視し、開けるたびに所有欲を満たしたい人

買ってはいけないを避け、最高の旅を実現するために

買ってはいけないを避け、最高の旅を実現するために

スーツケース選びは、単なる「箱」を選ぶ作業ではありません。

あなたの旅を、出発から帰宅まで快適で安全なものにしてくれる、大切な「相棒」を選ぶ作業です。

価格の安さだけで選んでしまうと、粗悪なキャスターや脆弱なボディが原因で、旅先で最悪のトラブルに見舞われる可能性があります。

一方で、どんなに高価なスーツケースでも、自分の旅のスタイルに合っていなければ、ただ重くて使いにくいだけの荷物になってしまいます。

リキ

大切なのは、レビューやランキングではなく「自分はどんな旅をしたいのか」を明確にイメージすることです。

その上で、この記事で解説したパーツの見極め方や価格帯ごとの特徴を参考にすれば、あなたにとって本当に「買って後悔しない」一本がきっと見つかるはずです。

最高の相棒と一緒に、ストレスフリーで心から楽しめる、素晴らしい旅を実現してください。

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